モンフェラート侯コンラート1世(3)

文字数 906文字

コンラート1世についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
1189年、ギーはサラディンにより解放されるとティルスに赴きコンラドから市の鍵を奪おうとするが、コンラドはこれを拒否し、逆にハッティンの戦いにおける敗戦でギーは王たる資格を失ったと主張した。彼はギーとその妻で正式な王位継承者のシビーユの入城を拒んだが、ギーとはアッコンの港に対する数年にわたる包囲戦で協力する。
ギー・ド・リュジニャンも王位にこだわって結構しつこいですね。
包囲戦の最中、1190年にシビーユとその娘たちが病死すると、王位継承をめぐるギーやその他貴族たちとの争いにコンラドも巻き込まれる。このような中、各地でアイユーブ軍を撃退して勇名を馳せたこと、その家格などからコンラドは支持を集めるようになった。本国の親戚たちの助けも借り、コンラドはエルサレム王国のアモーリー1世の娘で、シビーユとは腹違いの妹にあたる王位継承者・イザベル1世と結婚している。この時、以前結婚したテオドアはまだ生きていたため重婚の疑いもかけられたが、戻ってこない彼に対する離婚の申し出が東ローマの方からあったとも見られ、さほど大きな問題とはみなされていなかったようである。彼は王となる資格を手に入れたが、なおもギーらは反対しており、王に即位することは出来なかった。
このような状況ではコンラドに支持が集まるのも無理ないと思いました。
1189年、第3回十字軍が開始されると彼も合流し、ティルスの港を大軍の上陸拠点として提供した。この頃、第3回十字軍はリチャード1世(イングランド王、獅子心王)とフィリップ2世(フランス王、尊厳王)が対立していたためにサラディン率いるイスラム軍の前に連戦連敗し、シリアにおいてもティルスを除いた都市全てがサラディンに奪われるなど、不利な状況にあった。ところがコンラドはかつてわずかな兵と共にティルスに入って全軍の指揮を執りサラディンの大軍を撃退したことが知られており一目置かれていた。彼はリチャード1世とともにアッコン攻撃を強め、1191年7月には陥落させて城にエルサレム王国の旗を立てた。
第3回十字軍でも彼はかなり活躍したようです。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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