ボードゥアン4世(4)
文字数 766文字
トリポリ伯レーモン3世は思慮分別に富み、サラディンと個人的に親しく、王に最も近い血縁であることから、王にもしものことがあれば王権を求めることもできたが、男子継承より近親継承を優先する土地の風習により、1177年、姉シビル(シビーユ)にピエモント貴族であるグリエルモ・ディ・モンフェッラートを娶らせ、二人の間に後のボードゥアン5世がもうけられた。しかしグリエルモは数か月後にマラリヤで亡くなり、継承問題は振り出しにもどってしまう。
文字数 766文字
トリポリ伯レーモン3世は思慮分別に富み、サラディンと個人的に親しく、王に最も近い血縁であることから、王にもしものことがあれば王権を求めることもできたが、男子継承より近親継承を優先する土地の風習により、1177年、姉シビル(シビーユ)にピエモント貴族であるグリエルモ・ディ・モンフェッラートを娶らせ、二人の間に後のボードゥアン5世がもうけられた。しかしグリエルモは数か月後にマラリヤで亡くなり、継承問題は振り出しにもどってしまう。
ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている
ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。
フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。
ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。
フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。
ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。
ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。