セリフ詳細

ボードゥアン4世は病がつのり結婚の望みが絶えてしまったので、王位継承問題に決着をつけておく必要があった。

トリポリ伯レーモン3世は思慮分別に富み、サラディンと個人的に親しく、王に最も近い血縁であることから、王にもしものことがあれば王権を求めることもできたが、男子継承より近親継承を優先する土地の風習により、1177年、姉シビル(シビーユ)にピエモント貴族であるグリエルモ・ディ・モンフェッラートを娶らせ、二人の間に後のボードゥアン5世がもうけられた。しかしグリエルモは数か月後にマラリヤで亡くなり、継承問題は振り出しにもどってしまう。

作品タイトル:アラゴン王家の亡霊たちの呟き

エピソード名:ボードゥアン4世(4)

作者名:Petronila

170|ファンタジー|連載中|895話|989,062文字

ファンタジー, 過去世, スピリチュアル, 亡霊, スペイン, アラゴンの歴史

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スペイン旅行に行った時について来たらしいアラゴン王の亡霊の呟き