アルハフェリア宮殿
文字数 752文字
テンプル騎士団の拠点にもなったモンソン城は小高い丘の上にあり、本当に戦いのための城であった。でもアルハフェリア宮殿はそこに王様が実際に住んでいたから細かい装飾をして、中庭なども作っていたのだと思います。
イスラム教徒の宮殿を美しいとは言いたくないが、確かに細かくて美しい装飾がしてある。余が住んでいたサン・ペドロ・エル・ビエホ修道院も回廊の柱に中世の彫刻がそのまま残っていることで有名だが、それよりも前の時代でありながら見事に装飾が残っている。
私の2番目の妻ビオランテはフランス人だから、フランスに比べてアラゴンは見るべきところが何もない、城だってただ大きくて頑丈なだけで美的センスが何もなく、庭園や中庭もないと言っていました。でもアラゴンにだって美しい城や宮殿はたくさんあります!