スコットランド王ジェームズ1世(2)

文字数 979文字

スコットランド王ジェームズ1世についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
1420年にジェームズの叔父オールバニ公ロバートが亡くなると、スコットランド側はジェームズの身代金として4万ポンドを支払った。そして1424年5月にようやくスコットランドへの帰国がかない、すぐにスコットランドのスクーン修道院で戴冠式を行い、正式にスコットランド国王として即位した。
スコットランドでは叔父のオールバニ公ロバートが力を持っていたのですね。
イングランドの捕虜となっていたジェームズも最終的には賓客扱いにまで厚遇され、イングランド貴族の娘たちとの交際も認められた。ジェームズはヘンリー5世の従妹でジョン・オブ・ゴーントの孫娘であるジョウン・ボーフォートと恋に落ち、恋文代わりの詩「王の献辞」をジョウンに送っている。この詩は初期スコットランド文学でも有名な作品の一つであり、ウィンザー城時代にジェームズがイングランド最高の教育を受けていたことがうかがえる。
ジェームズ1世は運がいいのか悪いのか、よくわからなくなってきました。
スコットランドへの帰国に先立つ1424年2月12日にロンドンのサザーク大聖堂で挙式を行った。2人の間には8人の子供が生まれた。
恋愛結婚で子供にも恵まれているのですからうらやましいです。
・マーガレット(1424年ー1445年)フランス国王ルイ11世と結婚した。

・イザベラ(1426年ー1494年)ブルターニュ公フランソワ1世と結婚した。

・エレノア(1433年ー1484年)オーストリア大公ジークムントと結婚した。

・メアリー(?ー1465年)ヴォルフェルト6世・ファン・ボルセレン(後のフランス元帥)と結婚した。

みんな結構いい相手と結婚していますね。
でもフランス国王ルイ11世と結婚したマーガレットなどはあまり幸せではなかったようです。
・ジョウン(1428年頃ー1486年)初代モートン伯ジェームズ・ダグラスと結婚した。

・アレグザンダー(1430年ー1430年)ジェームズ2世の双子の兄だが夭逝。

・ジェームズ2世(1430年ー1460年)

・アナベラ ジュネーヴ伯ルイ・ド・サヴォワと結婚したが離婚し、第2代ハントリー伯ジョージ・ゴードンと再婚した(1471年7月24日離婚)

ほとんどの子が無事育ち、跡継ぎにも恵まれているというのがうらやましいです。
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登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

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