フルク4世(2)
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しかし、フルク4世派に寝返った4人への制裁はすぐに訪れ、兄ジョフロワ3世を投獄した翌日の木曜日、民衆による酷い暴動が街を襲い、プリュイリー卿ジョフロワ、シャトー=ゴンティエ卿、モントルイユ卿ジローは虐殺され、アンジェ教区長ロベールは逮捕された。
後にアンボワーズ卿シュルピス2世を含めた何人かの家臣はアンジューの封建制に無秩序が定着することを恐れ、フルク4世がアンジュー伯を名乗ることに異議を唱え、常に反対した。
また、ノルマンディー公に対する反乱の中で臣下メーヌ伯エリー1世を支持している。