シャンパーニュ伯アンリ2世(5)

文字数 875文字

シャンパーニュ伯アンリ2世についての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
アンリ2世の死後、未亡人となったイザベルはすぐに再婚した。4人目の(そして最後の)夫はキプロス王エメリー・ド・リュジニャン(ギー・ド・リュジニャンの兄)であった。アンリ2世の財産の相続人は長女のアリックスで彼女は母の再婚相手の子であるユーグ(後のキプロス王ユーグ1世)と結婚した。アリックスの子孫が姉系シャンパーニュ伯請求者である。
アンリ2世は弟にシャンパーニュ伯位を譲ってエルサレム遠征に行ったので、後に子孫の間で争いが起きたのですね。
アンリ2世はシャンパーニュ伯領にいくつか問題を残した。彼はエルサレムへの遠征と、自らの結婚の資金調達のため多額の金を借りていた。そしてシャンパーニュ伯位継承は彼の2人の娘たちの間で争われることになった。1213年、アンリ2世の甥であるシャンパーニュ伯ティボー4世の支持者たちは、イザベル1世と最初の夫オンフロワ4世との結婚無効は効力がないと教皇使節に対して主張した(彼女がアンリ2世と結婚している間、オンフロワ4世は存命だった)彼らの主張どおりであるとすれば、アリックスとフィリッパは庶子であることになる。しかし、このことは疑わしい。コンラートとイザベルの子マリーの正統性と、マリーの子孫がエルサレム王位を継承する権利は誰からも変えられることはなかった。マリーが嫡子であるならば、アンリ2世との間にイザベルがもうけた娘たちも同様であった。ティボー4世は最終的に、アリックスとフィリッパの両方をかなりの経費をかけて買収しなければならなかった。
随分ややっこしいことになっています。
アンリ2世はエルサレム女王イザベル1世との間に三女をもうけた。

・マリー、夭折

・アリス(1195/96年ー1246年)キプロス王ユーグ1世、アンティオキア公ボエモン5世、ラウール・ド・ソワソンと結婚

・フィリパ(1197年頃ー1250年)エラール・ド・ブリエンヌと結婚

次回からイザベル1世とコンラート1世の子でエルサレム女王となったマリーについて調べてみます。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

ラミロ2世。アラゴンの王様だったがいろいろあって今は亡霊となっている

ペトロニーラ。アラゴン女王の名前を使っているがただの主婦。小説家になりたいと思っている。

フェリペ、16世紀のスペインの修道院で暮らすユダヤ人の少年。父親に捨てられて心を閉ざしていたが、ニコラス医師の指導で本来の明るさを取り戻す。まじめで勉強熱心。

ニコラス医師。修道院内の病院の医師で、孤児たちに勉強も教える。心を閉ざしていたフェリペを気にかけ、特別にラテン語や歴史、医学の基礎なども教える。

フアン1世。不真面目王と呼ばれ業績を残さずに死んだが、娘のヨランド・ダラゴンが勝利王シャルル7世を支えている。

ハインリヒ7世。皇帝フリードリヒ2世の長男でアラゴンの血も引いている。父と対立して反乱を起こし降伏して目を潰され。幽閉されて悲劇的な人生の幕を閉じる。

ペドロ2世。ラミロ2世のひ孫でレコンキスタの英雄。戦闘能力はかなり高く、ファンタジー映画やゲームの中では主要キャラになるタイプだが、なぜか小説の中で影が薄い。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色