2021/11/04

文字数 1,418文字

 7時半に起床しました。
 朝食を済ませて二人を見送ります。母は一通り家の用事を済ませてから家を出てくれて、申し訳なさと無力感が込み上げました。
 午前は少し部屋の整理をしつつアニメを観ました。ひぐらしのなく頃に卒を観終わりました。なんとも感慨深いラストです。これでひぐらしのなく頃にはひとまず終わったと。しかし良い着地点だと思いました。面白かったです。
 その後昼食を済ませて撮り溜めしていたドラマを観ました。今からここは倫理ですを観ました。高校生が倫理の授業で自分の問題について見つめ直す様が見ていて良かったです。人が啓蒙される瞬間というのはうまく説明できないのですが何か感動させられます。高校の時の倫理の授業が自分は好きだったので、少し懐かしくもありました。思えば高校倫理の授業を機に大学でもそういう分野に興味を持ったのかもしれません。
 その後一度飼い犬を外にトイレをさせるために出そうとしたのですが、普段母や姉がいない時は飼い犬はずっと寝て出ようとせず、どうしても出させないといけないので中々苦労しました。手袋とかを2重につけて手を噛ませているうちに抑えて無理やり外に出しました。出したあと自分の脚が震えているのに気付いてつくづく自分が情けなくなりました。噛まれることへの恐怖なのか飼い犬に乱暴なことをすることへの恐怖なのか、とにかくこんなことで脚が震えるのかと思いました。
 そのあとは届いたゲームをして過ごしました。姉と共に楽しみにしていたゲームです。届いた時はテンションが上がりました。夕方にかけてずっとそれに耽りました。
 その後夕食を済ませて入浴。21時過ぎに母と姉は帰ってきました。
 母と姉が帰ってきても飼い犬はいつもより喜ばず、しょげている様子を見せていました。母と姉は不思議そうにして新しくご飯をあげたりしてみますが、変わらず尻尾を中に引っ込めて怯えた様子でした。今になって飼い犬は自分が思っている以上に無理矢理外にトイレに出されたことに傷ついていたのだと気付きました。自分はそれに気づきつつも言い出せませんでした。飼い犬の面倒も見れないのかと責められるのが怖かったのが半分、もう半分はこれで今後母が飼い犬を置いて出かけることを遠慮してしまうのではないかという懸念とで、言い出す勇気が出ませんでした。罪悪感と情けなさでいっぱいです。母がいない時は飼い犬はずっと寝ており、飲み食いもせず遊びもせず、トイレは庭でさせるようにしつけているので、膀胱炎になったりしないよう無理矢理にでも出させるしかないと思いました。でもあれ程にショックなら、何か他に上手く飼い犬を誘導できるような方法を考えなければなりません。自分だけが嫌われるだけだと思ってましたが、母や姉にまでよそよそしい態度を取るとなると、余程怖かったのだと思います。でもどうしたら良いか分からないです。やはり自分は何も出来ない人間に思えてきます。
 自分がいなくなることで少し飼い犬の態度が回復するかもと必死に心の中で言い訳しつつ、逃げるように自室に。
 今日一日は概して自分の生活能力の無さ、全般的な無能さを感じました。何故他の人は誰かに教わったわけでもないのに臨機応変な振る舞いが出来るのか分かりません。

 明日は一日だけ仕事。これを行ったらまた休み。せめて仕事だけは上手く行くようにしないと。

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