2021/04/01

文字数 2,371文字

 5時半に起床。
 少し早めに目が覚めて、まず頭が痛くて眠いと思いました。昨日は早めに寝て寝付きも良かったはずなのにです。窓を開けていたからでしょうか。
 体操を済ませて支度。普段母に朝食を作ってもらっていて、母が起きるのが少しでも遅いと焦りで少しイライラしてしまう自分が嫌になりました。
 朝食を済ませて家を出ます。外が明るいのが当たり前に思えます。暗いうちに出ることに比べたらどんなにありがたいことなのに。
 会社に着いたら出張の準備を早めにしておかないと。目の前の仕事につい頭がいっぱいになってしまうので、気付けたのはよかったです。
 いつも通りの電車に乗ります。
 今日は初めの駅から座れました。1時間寝て少しスッキリしました。胸が苦しい感じがします。今日から残業が続くだろうということが不安です。
 駅がいつにも増して騒がしいです。四月になったからでしょうか。自分にとってはただ残業時間の制限が高くなっただけなのですが、他の人にとってはどうなのでしょうか。輝かしい日なのでしょうか。
 買い物して出社。
 今日から残業が続くと思うとかなり億劫です。しかし元はと言えば仕事の管理をしっかりできていなかった自分が悪いので、仕方ありません。やるしかありません。ただでさえ先輩方がいくつか手伝ってくれたのですから、とにかくやらないと。昨日は仕事している途中にふと死にたくなったのですが、今日も多分なるかもしれません。何か別の居場所が必要だとしばしば感じます。家と職場以外の。
 仕事はまずは諸々の雑事を先に済ませました。タイマーを使ってこれからすることを10分以内に終わらせるなどと決めることで少し捗りました。あまり繰り返すと慣れてしまいなのでほどほどに活用していきたいと思います。
 冗談混じりではあるものの自分を過大評価してくる先輩が億劫です。私なら出来るというのではなく、難しいことをちゃんと難しいと言って欲しいです。
 これまでの仕事の確認をしつつ昨日の続きをします。タイマーはあんまり下手に使っても意味ないことがわかりました。なかなか難しいです。調べ物に何分とか決めても、まだもう少し調べたらわかりそうなどと思ってしまいます。
 あと12時を過ぎると猛烈な眠気に襲われます。何故こうも眠くなるのか分かりません。今日はたくさん寝たはずなのに。
 先輩に相談したりなどしてから遅めの昼休憩。わりかし色々できた感じがして少し充実感があります。昼飯を済ませて昼寝、今日は変に頭が冴えてしまって眠れませんでした。 
 昼休憩が遅いのですでに5時間半働いている計算になります。普通だと残り2時間半なのですが、今日は残業しなければなりません。もう2年目なので仕方ありません。
 その後仕事の続き、しなければいけないことは分かっているのですが、それの進みが思っていたよりも遅いです。すぐに終わると思われる単純な作業のはずなのにいつの間にかかなりの時間が経ってしまいます。食後の眠気もあったのだとは思いますが、それを踏まえてもあまりよくありませんでした。
 1時間残業して退勤、本当はもっと残業すべきだったと思います。自分より早く来た先輩がまだ残っていました。しかしどうにも集中できず、次にやる業務がかなり大口のものだったので挫けて帰ってしまいました。
 ちょうど新人が帰るところに差し掛かっていて、出口あたりが混んで鬱陶しく思いました。自己嫌悪で万事が鬱陶しく思えます。人が多いことにも電車が5分ばかり遅延していることにも帰りの電車で座れなかったことにも家に帰ってもどうせ家の空気は気まずくて父が度数の高い酒を飲んでくだをまいているだろうということ、とにかくイライラしてしまいます。社会は碌でもないところだ、死にたいと考えてしまいます。
 運良く早めに座れたので45分ほど寝ました。色々考えてしまって眠れなかったものの多少は気分が落ち着きました。「結局人間は生まれたからには生きるしかない。生きるための活動、すなわち生活手段の確保はするしかない」というのがここ最近自分が心の支えにしている信念です。それがうっかり「生を望む望まないに関わらず肉体の動物的欲求によって生きようとすることを宿命づけられているのなら、むしろ希死念慮こそが真に人間的な自由意志なのでは」と思いついて揺らぎかけましたが、人間を肉体から乖離して考えることなど出来ないとすることで何とか持ち直しました。合理性は自らの欲求を満たすためにあって初めて意味があるのです。まだ私は幸せを感じる余地があるので生きなければ。
 その後帰宅、家に着くと車がないのでどうしたことかと不安を抱きましたが、父が急遽思い立ってキャンプに行ったとのことです。正直ちょっと嬉しかったです。ここ最近父はマイナスなことしか言わないので、安心しました。お風呂を済ませて夕飯、かなり鬱々とした気持ちでしたが、父がいないのと夕飯がカレーだったことでかなり明るい気持ちになれました。父についての愚痴を母と姉から聞きました。朝から色々忙しく、その上で急にキャンプに行こうかと父が言い出し、とにかく家から出させたい母と姉は買い物に行ったり病院に代わりに薬をもらいに行ったりと奔走したそうです。薬の自己管理もできないのに偉そうに、と母はぼやいていました。家族三人して父への不満で話が盛り上がりました。父をかわいそうに思いつつも、ここ最近内心で私も父を怖いと思っていたので、気持ちを外に出せて少しホッとしました。
 今日一日は少し頑張れたと思う一方で心残りも多かったです。なかなか煮え切らない自分です。明日行ったらまた休み、明日は今日よりは残業してなるたけ仕事を進められたらと思います。

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