2021/02/24

文字数 1,744文字

 七時過ぎに起床しました。
 変な夢を見たせいか睡眠時間は足りているはずなのに眠たくて仕方ありませんでした。ラブホテルなのに温浴設備が優れ過ぎて家族で訪れる人もいるという巨大な宿泊施設が舞台。私はここに来るまでの記憶が欠如した、ちょっと小綺麗でカッコいい男としてこの夢の中にあり、先に部屋にいるはずの彼女の元へ何とか行こうと彷徨ってました。受付で大人1000円を払っていると痺れを切らした彼女がいました。自分に関わってきたので彼女だと察しましたが、私は彼女について全く知りませんでした。部屋に行くまでの途中で彼女にそれを話すと彼女は少し傷ついたように俯きました。そしてエレベーターの中で気づけば彼女は60代くらいの、白髪で色黒、小太りの小金持ちそうな男性に変わっていました。私はその時に、これは夢なのだから仕方ないことだと察しました。部屋に着いて色々調べようとしたところでその夢は覚めました。本当の私は架空のCGキャラとして社会で生きている人間で、中身が無くて何も特別なことはできないのでスーパーで買った食品のレビュー動画をずっと挙げ続けているニートでした。今日もスーパーで買い物……というところでアラームが鳴って本当に目が覚めました。
 かなり詳細に覚えていたので眠気覚ましに書いてみました。夢の中にしてかなり長い時間を、現実での20分くらいの間に見たせいでやけに眠いのでしょうか。そう思うとインセプションという映画は改めて秀逸だと感じます。夢の中でありがちな急な展開の変化をこう描くとは。
 その後朝食を済ませてから日課のストレッチしながらアニメ鑑賞。
 ケムリクサを見始めました。初回放送時に見ていたので、展開へのドキドキ感は薄れてしまったものの、作品に込められたメッセージを意識しながら見れたりキャラに愛着を持って見られるのがいいと思いました。
 その後支度して在宅勤務、最初の方は諸々のスケジュールの確認に時間を要しました。緊急事態宣言が解除されそうなので、これからどう在宅勤務を取るか、明日色々な手続きに行くために出勤を遅くしてもらおうかなどと考えていたら、思いの外時間が過ぎてしまいました。一応仕事の一つは終わらせましたが、少し時間に危機感を覚え始めました。しかし同時に色々予定を組み立てたりできたら少し自信ができたような気がします。少し建設的な人間になれたような。
 その後昼食を済ませて昼寝。よく眠れました。休憩中に先輩からチャットのコールが来て焦りました。席をはずしているふりをしてしまいました。多分休憩中なことを知らないだけなのかと思いますが、それでもかなり不安になりました。本当に不測のことに弱いです。その辺りも自信に無さに繋がっているのでしょうか。あるいは自信がないから不測のことに弱いのか。多分両方かなと思います。
 その後仕事の続き、電話の件は大したことないことで安心しました。再度電話をかけるまでめちゃくちゃ怒られたりクビだと言われるのではないかとすごくドキドキしました。こんなことでドキドキするのは本当に良くありません。図太いのか図太くないのか分かりません。仕事の進捗としてはある程度進みつつも、なんとなく全体的に気分が浮ついて集中できませんでした。ここ最近は不安に嫌気がさして思慮が浅くなり、何でもいいから物を壊したくなったり叫びたくなったりします。ある意味ストレスコントロールというものなのかもしれませんが、そんな自分が嫌になります。
 逃げるように退勤して夕飯、家で出来る諸々の手続きをしました。一応出来たとは思いますがネットだと向こうからすぐにYESを貰えないので心配です。凄く今更な話、人生ってとても難しいと思えます。少し両親の庇護が薄まったことで、この歳にしてようやく気づきました。
 明日にいよいよ手続きと、そして役所の人間との話し合いがあります。今から不安で胸がドキドキしてしまいますが、頑としてうまく切り抜けたいと思います。しようと思ったことはおよそいずれすることなのだから、逃れられないのは仕方のないことで、どうせなら早いうちに済ませた方がいいということを最近学びました。

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