2021/02/20

文字数 1,594文字

 8時半に起床。
 ぐっすり眠る事ができて、窓の外を見ると良い天気だったのですごく晴れやかな気持ちでした。
 朝食を済ませて母と姉と日用品の買い物に行きました。行きしな久し振りに運転したのですが、駐車がうまく行かず、やはり頻繁に乗るようにしないといけないと感じました。私は漫画や、在宅勤務で欲しくなったクッションなどを買って、後は荷物を運ぶのを手伝いました。
 その後母と姉は飼い犬を迎えに行き、自分は買った食料品を冷蔵庫にしまったり洗濯物を畳んだりなどしました。少しだけ実益を直接的に感じる行動をして、充実感がありました。
 すると父が起きて来ました。今日も体調が良くないのか不機嫌そうで、昨日の役所での出来事に対し愚痴ったり、賞味期限切れのうどんがあることに対し母に文句を呟きながら勿体無いと焼きうどんを作ったりしていました。本当に母は料理が嫌いだと父は自分に文句を言います。私は嫌な気持ちになり、父に対し心を閉ざして適当に相槌を打ちました。父は不満ばかり言う気がしてしまいます。母に例えば料理のことで文句を言ったりすれば、ただでさえ飼い犬のことや役所の手続きのことで心労が溜まっている母へのストレスになるだろうに、そんなことには気を使わず、家族の少し至らない点も父は偏狭になって許さないように思われます。そんな時私は父を憎たらしく思うのですが、最近は以前父が泣いた時のことを思い出して、父をどう思えばいいか分からなくなります。
 母と姉が帰ってきました。飼い犬は少ししょげてはいましたが、私たちに尻尾を振って喜んでくれて、しんどくはなさそうで安心しました。父も母に改めて文句を言うことはなくて、ひとまずは不安は薄れました。
 その後昼食を済ませて昼寝、今日は天気が良かったので庭で日光浴がてら寝ました。少し風が肌寒かったのが気になったもののやはり日の光に当たると元気になれる気がします。
 そのあとは映画を観ました。
 戦場のピアニストを観ました。面白かったです。徐々に生活が奪われていく様、死体が転がっているのに誰も見向きもせず人がごった返すゲットーの様子、そして理由もなく奪われる命など、見ていて辛くなるシーンが続きました。他人を安易に傷つけたり殺したりしてはいけないという道徳観念は普段生活している中ではおよそ出会う全ての人間が持っているものだと考えるし、性善説というのは世界でおそらく最もメジャーな人間観だと思いますが、そのような考えが揺らぐような異常な世界が描かれていました。そしてそのような事態だからこそなのか、皮肉にも主人公が弾くピアノの旋律はとても綺麗に感じました。
 その次にエンド・オブ・キングダムという映画を観ました。面白かったです。大迫力のアクション映画、とにかく強いSPと、正義感にあふれる大統領のコンビが良いです。一度テロが始まってからずっとハラハラドキドキしました。テロを受けて逃げる時が特にハラハラしました。矢継ぎ早に敵が来ては味方のSPも死んだりするので、自分も一緒に逃げているかのような臨場感がありました。
 そのあとは夕飯を済ませ、お風呂に入ってからまた借りた部屋に行ってそこで寝ることにしました。家族から離れると少し安心します。擬似的にでも生活がシンプルで明確になったような気がします。
 今日1日は比較的心配なく過ごすことが出来ました。飼い犬のことや役所のことなど心配の種が無くなったわけではなく、むしろこれから覚悟しないといけないのですが、あまり今日はそんな話を聞かなかったので考えることもありませんでした。本当はちゃんと考えて、自分でも独自に行動すべきなのかもしれませんが、経験のない行動をすることに恐怖を覚えてしまいます。何か自分でも出来ることを少しずつ模索したいと思います。

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