2023/11/03

文字数 958文字

 8時半に起床しました。
 朝食を済ませてから飼い犬の散歩に。せっかくのいい天気だったのでちょっとたくさん歩いて欲しかったのですが、あまり歩いてくれませんでした。ちょっと家の近場を回っただけで満足して帰ろうとします。
 帰宅してから母とバラエティ番組を観てダラダラ過ごしました。
 番組の場面で黒塗りの大型車が出てきて、車好きの母はやっぱり「大型車はかっこいいな、息子もこんな車乗ってくれたらいいのに、せめてもう少し小さめのワゴン車でも」と冗談めかして言いました。そのコメントがやけにイラっときてしまいました。どうにも自分の甲斐性の無さ、頼りなさを指摘されてるように感じました。自分の年齢でそういう車を乗りこなしている男性はゆうにたくさんいます。そういう男性は決まって活力的で見た目にこだわっていてかっこいいやつです。
 それに引き換え自分は常にぼーっとしていて、何かするにも覚束なさそうに見えるダサいやつです。母の言う「車」は単にテレビに出てきたような大型車以上の意味はなかったのかもしれませんが、自分には「あんなかっこいい車を乗りこなすような息子だったら」と言われているようで、たまりにたまったコンプレックスが爆発してひどく情けなくて悔しくてイライラしてしまいました。
 それからしばらく母とは険悪なムードになってしまいました。自分が何とか気分を持ち直そうとしても母の方が不機嫌というかそっけないままで、何でそっちがと返ってイライラしてしまったりしました。
 昼食を済ませて午後は寝たりどこか母から離れてぼーっとしたり、あまり有意義に過ごせませんでした。ずっとどこか眠たく、また自分の欠点について色々考えたりしてしまったりして、とにかく楽しくありませんでした。自分があるものを好きであることが全部自分のダメな部分の現れであるように思えました。
 夕方になって夕食。入浴を済ませた後しばらく夜更かししてから自室に。夕飯時には母もいつもの調子に戻ってくれたものの、この日記を書いている最中にまた沸々と劣等感が込み上げて悲しくなってきました。
 今日一日はあまり楽しくありませんでした。何やっても心から満足できませんでした。
 明日も休み、ゆっくりします。

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