2024/02/06

文字数 2,000文字

 6時半過ぎに起床しました。
 昨晩途中で蒸し暑さと痒みで目が覚めました。ホテルのエアコンがきつかったのかもしれません。少しの間眠れませんでした。
 起床して朝食と支度を済ませます。ホテル近くの駅前で同僚や上司と待ち合わせしているのですが、彼らが電車の運転見合わせなどにあって待ち合わせに間に合うか心配でした。
 時間が近づくにつれ不安感が強くなってきました。今日こそ先方と対峙しなければいけません。少し時間が空いたので、先方からの質問に上手く対応できるか心配です。難しい質問が来ないか、それを上司がすぐ対応してくれるか。怒られたりしないか。オドオドしてしまうのについてはもう開き直ることにします。予備知識も経験もないのに配置されているのだから仕方ないと、どうせ二度としない仕事だから良いと。分かる範囲だけ答えて、分からないことはもう聞くようにします。ガチガチにフローなどを考えると少しでもフローに当てはめるか迷うケースに遭うと困ってしまいます。なるべくシンプルに考えるようにしないと。
 支度を済ませて家を出ます。駅前で待ち合わせして現地までタクシーで向かう段取りですが、早めに来るともしかするとタクシーの段取りが自分がすべきなのかなと色々不安に思います。昨日後輩がタクシーを取る段取りになっていたはずですが、明言されていないとふと心配に思ってしまいます。出張自体ほぼ経験が無いため出張時のタクシーの取り方を知らないので、ちゃんと取ってくれていることを祈るしかありません。
 後輩が待ち合わせ場所にきました。特に配車サービスなどは利用していなかったようで、駅のタクシー乗り場で待ちました。気まずい沈黙の時間が流れました。ふと向こうから話しかけてくることはないと気付いて、いっそ何か話を振ったりしなくて良いと感じ楽になりました。
 現地について先に業務に入ります。上司はこの雪の影響か遅れてくるとのことでした。
 初めは特に何も聞かれることはない平和な時間が流れました。
 しかしいくつか質問が発生した時にボロが出始めでした。質問されたことについて分からず考えていると先方から「分からないか」と切り捨てられたり、確認中の事項について何分かしてから上司に直談判されることがありました。現地の方々は忙しいので仕方ないです。しかしミスってしまいました。質問された内容は急ぎの案件だと意識したならすぐに電話で上司を呼ぶべきでした。一方でその後いざ電話をかけても上司は中々出なかったりして焦りました。いくつかはちゃんと回答できたこともありましたが、ダメだと思うこともまあありました。
 昼休憩に入ってひと段落つきます。お蕎麦を食べました。自分の住んでいる地域では蕎麦湯が出てこないので出てきて嬉しかったです。ほっとつきます。
 帰って午後から同様の仕事。午後は比較的マシだと聞いて安心していたのも束の間、また色々質問があって焦りました。冷静に見ていれば自力で解決できたものもあれば結局自力では解決できなかったもの、また上司へのパスが上手くいったり行かなかったりしたものもあり、想定していたより疲れました。
 午後の勤務が終わり少し早めに退勤させてもらいます。退勤した時開放感でもう幸せでたまりませんでした。何度も幸せだと独り言を言いました。それくらい幸せな気分でした。何とか1日乗り越えたと。
 少し離れた駅まで移動して会社向けのお土産を買いに行きます。あまり本当は買いたくありませんが、今まで貰っているので何かしらは配るようにしないと。
 しかし着いたはいいもののその駅は百貨店などが立ち並び、良くも悪くも栄えすぎていました。色々新鮮で見て回るだけで楽しいと思う一方で、色々ものがありすぎて逆にどれも価値がないように思えてしまいました。折角来たのですが、結局何も買わずに帰りました。自分の住んでいる地域と東京都の文明レベルの差を感じました。少し割高でブランドっぽい物が溢れかえっています。またブランド物っぽいお土産ばかりで会社の同僚に渡すには勿体ないものばかりでした。一方でだからといって家族や自分用に欲しいものも思い浮かばず、結局諦めたことに何と流行りに着いていけないダサいやつだと感じました。あたかも良さげな物がとにかくバリエーション豊かに無数に並んでいて、それらがなぜ良いのか不鮮明なのが不自然に思えました。田舎者丸出しの蒙昧さです。大人しく新幹線の駅で直前に買うべきでした。
 ホテルの最寄駅に帰ってチェーン店で夕食を済ませます。何となく虚しい気分でした。
 晩酌を買ってホテルに。
 明日の荷物の準備と入浴を済ませ、晩酌しながらゲームします。またも至福の時間です。
 しばらくしてからベッドに。今日一日は何とか乗り越えられました。無事終わりますように。

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