2022/03/21

文字数 1,268文字

 9時過ぎに起床しました。
 朝食を済ませながらアニメ鑑賞。蜘蛛ですが何かを観ました。以前も見ましたが改めて見ても面白かったです。ゲームを追体験している感じが面白いです。
 その後帰宅して昼食。今日は急遽叔父夫婦と父と姉と母とで少し遠くの海沿いの公園まで出かけることになりました。父の車椅子のレンタルの都合上最後のお出かけになると思います。
 叔父夫婦は2匹の飼い犬も連れて来ました。
 1匹は死んだ祖母が飼っていた老犬、もう1匹は留守番の時に寂しくないようにと飼ったものの元気すぎる犬。母と姉と父は別の車に、自分は叔父夫婦の車に乗ってその犬の面倒を見ました。老犬の方はもう目も耳も良くないみたいで自分だとはわかっていないみたいでした。老いてヨボヨボではあるものの健康そうにまだ歩けているのが嬉しかったです。叔父夫婦から辛いだろうけど頑張ってと励ましてもらいました。自分のことだけを考えず母を支えていかないと。
 現地に着きました。海沿いということで寒さが気になってましたが思ったよりも暖かく、父も元気そうで嬉しかったです。
 あちこち公園を散歩しました。父とも元気に会話を交わせたのがとてもうれしかったです。ここ最近薬のおかげか父は体調が良く、今日も割と気分が良さそうにしているのがとても嬉しくてなんだか幸せでした。
 その後帰宅してからも父は普段のように自室のベッドではなくリビングに来てそこで過ごし、夕食もそこで済ませました。結構たくさん食べてくれて、明らかに調子良さそうなのが嬉しかったです。やはり外に出て気分転換すると調子が良くなるのだと思います。でももう外出用の車椅子やボンベなどは返すことになっており、これが最後の予定です。寂しいです。いずれ誰にでも訪れることなのですが辛いです。とりあえず今日はとても幸せでした。天気も良くて、父も元気で良く会話し、家族や親戚と一緒に和気藹々と過ごした良い1日でした。おでかけという手段はこれで最後ですが、まだ父と楽しく過ごす方法はあるはずです。なるべくポジティブに。一緒に夕食を食べようとした父を見てやはり父は自分たちと過ごしたいのだと確信しました。少なくとも1日は父と顔をあわせるようにします。会えなくなるのは自分にとっては寂しいことですが、父にとってはきっと喜ばしいことでもあるはずです。病気の苦痛から解放されます。そう思い込んでまだあまり深刻に悲しまないようにしないと。
 叔父夫婦達も家で夕食を済ませて帰ってからは自室で映画を観ました。リベリオンを観ました。格闘シーンがとても面白かったです。ベースとなる世界観もある意味良く馴染んだもので、ちゃんと違和感を抱かないような仕上がりであるためすっと主人公に集中できるのが良かったです。
 その後入浴。少し今日のことを思い出してほんの少しもやもやしたりしつつ自室に。
 今日一日はとても楽しかったです。この幸せが終わることをなるべくポジティブに捉えて明日からまた頑張ります。

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