2022/02/18

文字数 1,274文字

 7時半に起床しました。
 昨晩は良く眠れたのですが、熱を測ると昨日と変わらない微熱で、いよいよかと絶望的な気分になりました。
 朝食を済ませて最低限の在宅勤務をします。他の人のチェックはまだですがその人にチェックを改めてお願いしつつ先の作業を少しやり、また会社で提示されている発熱時や陽性発覚時のガイドラインを確認しました。
 9時を回ったところで相談センターに電話しました。症状を聞いた所は軽症なのでここからは紹介せず近くの病院で診察するように言われました。近くの普段予防接種などしているクリニックに電話。午前中にPCR検査を受けることになりました。午後だと抗原検査という少し精度の落ちる検査だけしか受けられないとのことです。
 申し訳ない気持ちになりつつも早々に仕事を切り上げました。午後半休とフレックスで2時間だけの勤務。微熱があるのに多少は働いた姿勢をもって許して欲しいです。
 その後検査に。母に近くのクリニックまで送ってもらいます。
 院内には入らずに駐車場で唾液を採取するキットを受け取り、会計も済ませました。
 帰宅して昼食。
 その後はずっと自室で過ごしました。
 映画を観て気を紛らわそうとしましたが、もしコロナだったら、もし陽性だったらどうしようと考えると不安で不安で仕方なく、時々一時停止しては熱を測ったり症状を検索して誤魔化そうとしました。しかしなかなか恐怖感が消えず、叫んだり死んでしまいたくなりました。こういう時に友達がいないのがとても答えます。気持ちを打ち明けられる人がおらず、もうこのまま破滅するという絶望感ばかり膨れ上がってしまいます。夕方ごろ、遅い場合は翌日に結果が届くと聞いたのですが、早くどうか届いて欲しいと不安で不安で仕方ありませんでした。何も手がつかない気持ちでした。一方でもし陽性ときたらどうしよう。父は病気で母も喘息持ち、もし自分のコロナが原因で死んでしまったらどうしようかと、起こり得る最悪のことばかり考えてしまいました。どうか陰性であってくれと。でも二日も熱が続いているのでおかしくない、と最悪の気分でした。
 夕方ごろに結果の電話が来ました。電話が来た時ついに来たかと胸がギュッとなりました。運命の時だと。今までの時間が終わったと。
 結果としては陰性でした。聞いた瞬間たまらなく嬉しかったです。とにかく安堵しました。ここ数ヶ月で一番幸せな瞬間でした。これで家族にもうつらないで済む。本当に安心しました。ただの風邪でした。本当に良かったです。本当に。本当に。
 その後は比較的平和な気分でした。コロナじゃないと分かって一安心です。意気揚々と母に連絡しました。まだ熱はありますが良くなる気がします。本当によかったです。
 夕食を済ませます。比較的食欲もありましたが、まだ熱はあるので今日も入浴は控えて自室に。
 今日1日はとても幸運な日でした。コロナではなくてとにかく良かったです。
 明日から休み。この二日の休みには熱が下がって欲しいです。

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