2021/02/27

文字数 1,595文字

 9時前に起床しました。
 なかなか寒くて布団から出られませんでした。そのあとは借りた部屋での初めての朝食。少し一人暮らししている感じがして新鮮でした。
 その後帰宅してから少しストレッチしながらアニメ鑑賞。
 呪術○戦を観ました。戦闘シーンの迫力に加え、キャラがとにかく魅力的です。呪いという設定はあるものの世界観自体は現実主義的で、もし呪いという概念が実在したらどのように人々はそれに対峙し、また時に歪ませられるかなど、キャラや舞台の設定に説得力があり、よりキャラの存在をリアルに感じることが出来ます。
 次に遊○王ZEXALを観ました。子供向けながら前向きな主人公の姿には素直に勇気付けられます。毎話ストーリを進めつつ少しはカードゲームをするというノルマを果たしているのが凄いと思います。
 父がいないのを良いことに昼食はピザにしようという話になり、自分はコーラを買いに近くのスーパーに行きました。ついでに色々借り部屋暮らしの中で欲しいと思ったものを買ったり、他にも細いものがあったらなどとうろついていると、姉からピザがもう来たと連絡が来て急いで帰る羽目になりました。帰った時にはすでに二人はピザを食べ終えていたので、少し申し訳なかったです。
 自分もピザを食べて昼寝、久しぶりのピザはすごく美味しかったです。贅沢できる身の上ではないので罪悪感がありますが、こう言ったことを通じて互いを励まし合いたい気持ちがあります。
 午後はまた家族と録画したバラエティ番組を観ながら過ごしました。芸能人の方を見るとおよそ辛い時期を経験しただろうとは思いますが、それでもよく見かける人ほどお金持ちであることが多いので、少し羨ましくなります。彼らの色々な苦労はあまり考えず、ただ見ていて楽しそうなことでお金を沢山貰っているのがうらやましいと思いました。家族でこういうバラエティ番組を観ることは、番組自体の内容の面白さに増して、家族が笑えているのを見て安心できることに良さがあります。ひとまず家族にとって番組が気晴らしになったと思い込むことが出来ます。
 その後夕飯のカレー作りの手伝いをしました。今日は姉と共に夕飯の支度をほとんど行い、少しだけですが母の仕事を減らすことが出来ました。母の感謝の言葉が嬉しいと思いつつも、今のところこういう形でしか母を支援していない自分の歳不相応の幼さを感じ、申し訳なく思いました。
 風呂と夕飯を済ませて、また借りた部屋に行く支度をしていると父が帰ってきました。いくつかのお土産に加え、また大きな買い物をしてきました。ある決まったお寺を回り切ったことを示す証書を飾るための額です。父からしたらそれを眺めて慰めにしたいのだろうと思いますが、それをどこに飾るかで軽く母と揉めていました。父が生活に不必要な買い物をすると、ここ最近は凄く嫌に思えてしまいます。特に今回の買い物は無駄遣いの象徴のように思えました。仮にそれをリビングに飾るなどということは、正直気が知れませんでした。私はもう逃げるように借りた部屋に行きました。二人の諍いがひどいところまで行かないように間に入る勤めを無視して自分を優先させました。
 今日1日は買い物を通じて少し新鮮な気持ちになって、およそは不安を抱くことなく過ごすことが出来ました。また、父がいないと家に緊張した雰囲気が漂いません。これは父が病気になって日々不機嫌になる前からそうでした。ここ最近は少しだけ、父は自身のしたいようにしてくれない私たちを、これまでと同じように大事に思いつつも、少し恨んでいるのではないかと思えてきました。もし父が死んだら、今はむしろ悲しみより安堵が優ってしまうのではないかという恐れがあります。なんとかもっと父や母のことを理解できるようになりたいです。

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