2024/02/23

文字数 1,334文字

 6時くらいに起床しました。
 母がリビングに降りてくると共に目覚めました。その時飼い犬は元気にブルブルしたり歩いたりしている様子だったので、安心して自分は自室でもう一度寝ることにしました。
 寝たり寝付けなかったりしてからリビングに。母はすでに仕事に向かっていました。予報外れの雨が降っていて、起きて母を職場まで送ればよかったと後悔しました。
 未だ敷きっぱなしの布団に寝ている飼い犬は一見普通の様子でしたが、昼食を食べていると急に起き上がり妙な様子を見せ始めました。足取りが辿々しくなり、心細そうな目でこちらを見てくるのです。
 心配になり近づいてみると普段抱っこをせがまない飼い犬は不安そうに自分の膝の上に強引に乗ろうとして抱っこをせがんできました。後ろ足に恐らく痛みか不調があるみたいでした。昨日母が言ったのと恐らく同じです。寝る前と今朝は普通の様子でしたのに、二度こういう不調を見せるというのは単に寝る時にたまたま足を寝違えたとかでは無く何か怪我や病変だと思いました。
 途端に不安になり食事が喉を通らなくなりました。飼い犬は一応歩けはするのですが後ろの片足にあまり力が入っていない感じがしました。抱っこすると落ち着いたのですが。昨日まで元気に走り回ったりソファに伸びのったりできていて、まだ元気だと安心していましたが、もう13歳です。数年の内に亡くなってもおかしくない老年です。今日はあいにくの祝日で獣医が休みなので明日連れて行くことになるかもしれません。関節の痛みで命に関わる異変ではないのは不幸中の幸いですが、元気がないのは心配です。
 また母のことも心配でした。母は飼い犬の不調が再発したことを知っているのか。昨日の時点で明日絶対飼い犬がベットに上がれるように階段のようなものを買ってこようと言っていました。自分が思っている以上に、母にとって寝食を共にしている飼い犬というのは殆ど自分の一部で生きる意味に等しくなっているのだと思います。昨日もとても心配そうにしていました。
 それからしばらくして一度飼い犬を歩かせてみました。一見そこまで違和感はないもののよく滑ったり辿々しい時がありました。そしてまだなお自分の後をとにかくついて回ってくるのです。
 それからしばらく時間が経ち、1時間ほどすれば大体元の調子に戻っており安心しました。母が帰ってくるともう完全にいつも通りでした。本当に良かったと思う一方で、またいつこうなってもおかしくないという不安感がまだありました。
 その後午後はソファやベッドに登る用のステップをamazonで見繕ったりフローリングの上に滑り止めとしてジョイントマットを敷いたりなどして少しでも飼い犬の足の負担を減らせる取り組みをしました。
 それからようやくなんだか日常感が戻ってきた気がして、その後はバラエティ番組を見てゆったり過ごせました。
 先にゲームでトレーニングしてから入浴。夕食を済ませて自室に。今日は母が飼い犬とリビングで寝ます。何もなければいいのですが。
 今日一日は飼い犬のことが心配でした。
 明日は休み、ジョイントマットなど追加で買いに行く予定です。

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