2021/05/10

文字数 1,280文字

 七時過ぎに起床しました。
 起きた瞬間に仕事が始まることを意識して凄く嫌な気持ちになりました。月曜日の朝は本当に絶望的です。
 朝食を済ませていると父が苦しそうに咳をしているのが聞こえました。肺の病気がだんだん悪化しているみたいです。頼まれて少しだけ肩を揉みました。せっかく仕事を辞めたのに好きなことができないのは可哀想です。しかしだからといって高額な治療をさせるのは気が引けてしまいます。どこか父は近い内に死ぬ予定なのだとでも思っているのだと思います。お金のことになると急に、効くかも分からない治療に金を使うのは無駄だと冷淡に考えてしまいます。
 少しストレッチしながらアニメ鑑賞。新世紀エヴァンゲリオンを観ました。アニメではミサトさんが組織の謎について調べようとしていたのだと驚きました。色々明らかになるのでしょうか。
 その後支度して在宅、多少覚悟ができたのが苦痛はさほどでしたがあまり身が入らずサボりがちでした。一応目前の仕事は終わりそうなのですが仕事が溜まっていることには変わりありませんし、何より捗っていないこと自体に漠然とした危機意識を感じます。少し先輩に褒められたりしてあたかも少し出来ているかのように思えもしましたが怠慢さが残っていることには変わりありません。この怠慢さを許してあげることが大事なのでしょうか。ストレスは万病の元というので出来る限り自分を肯定したいという気持ちはあります。今はたまたま目立った失態を起こしてないのでそう思えるだけかもしれません。
 昼休憩の時間になって昼食、今日の父はかなりしんどそうです。何かが使えているかのような感じがするとのことでずっと咳をしています、どうにも出来ないのでいたたまれません。
 その後昼寝、眠れて幸せでした。寝ている時が一番幸せかもしれません。
 休憩終わりまでの時間少しだけ日光浴をしました。身体がじんわりと痒くなりました。ここ最近痒みに任せて掻きむしったりしていたのがよくなかったみたいです。
 その後仕事の続き。少し余裕が出来たためかどうにも集中出来ずサボりがちでした。この辺り自分は本当にダメだと思います。頭がぼーっとしてちゃんと手がつかず茫漠と出来そうな感じのことをするという、非常に良くない感じでした。
 あまり身が入らないまま仕事を続け、気づけば退勤時間が過ぎていた時には少し愕然としました。流石にこれは擁護出来ません。やはりまだ足に火がつかないと動けない自分でした。流石に反省しないと。
 夕飯のためにリビングに降りると少し気まずい空気が流れていました。また不機嫌な父が母と軽い言い争いをしたのだと感じました。
 夕飯を済ませて入浴、父から逃げるように自室に。
 今日一日はあまりよくありませんでした。少し出来た気がして、結局怠慢な自分が露呈しました。この怠慢な自分を許すべきなのか分かりません。今のところ義務感でしか頑張れないので、何とか努力の成果を明確に想像できるようになりたいです。明日は出張、がんばります。

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