2022/07/15

文字数 1,564文字

 6時半に起床しました。
 朝食を済ませて在宅勤務。
 寝不足なせいか妙な動悸がしてあまり集中できませんでした。寝不足や昨日の残業の疲れで、在宅なのを良いことに意欲が中々湧きませんでした。
 途中集中したりしつつもおおむねボーッとした感じで仕事して昼休憩に。階下に降りると母が病院から渡された下剤を苦労しながら飲んでました。昼から大腸の検査があります。何もなければと祈りました。
 昼食を済ませて昼寝。かなり深く眠って起きたくありませんでした。
 その後仕事の続き。母の検査が気になって、不安になって中々集中できませんでした。ちゃんとしないといけないとは思うのに、喘息持ちだから検査時の鎮静剤で発作でも起きないか、そして検査の結果ガンが見つかったりなどしないか、色々なことを考えて不安になりました。
 不安をなんとか抑えつつ午後は仕事しました。
 LINEからひとまず結果の連絡が来ました。内痔に加えポリープがいくつかあり、2ヶ月後を目処に手術で取らないといけないと。ひとまず技師が一目見てガンと分かるような深刻なものではなさそうなのはひとまず安心しましたが、それでもポリープというのは放っておくとガンに繋がると聞いてショックを受けました。一刻も早くとってほしい気持ちですが、色々予約の都合を考えて2ヶ月後とかに。ある意味そんな切羽詰まったものではないかも知れなさそうなのはよかったです。
 仕事も疎かに大腸ポリープについて調べたり母からLINE越しに色々聞いたりしました。医師から具体的に結果について話さられるのは後日で、ポリープが悪性なのかどうかはまだ言えないとのことです。でも除去しないといけないものではありそうです。来週に結果を聞くそうですが、それまで不安です。母の年齢、食生活的になってもおかしくない病変なのですが、それでも大腸癌というのは我が家にとってすっかりトラウマになってます。父は血便が出ても何か理由をつけて健診を受けず、ようやく行った時にはすでに大腸がんが進行していました。母も血便もとい下血があり、また祖母もがんで亡くなったので、どうしても最悪のことを考えてしまいます。
 あまり身が入らない状態でその後も仕事を進め、母が帰ってきたのを良いことにもう退勤してしまいました。疲れました。それ以外のことが考えられませんでした。
 母は気丈に振る舞ってはいますが少し落ち込んでいる様子でした。当然です。とりあえずすぐに癌と言われなかったのは良かったもののそれに通じるかもしれないものがあったのです。母はここ数年色々あって疲れたからこんなものの一つや二つできてもおかしくない、と半ば笑い飛ばすように言いました。ほんの少しでもいつもの調子を見せてくれると安心する自分がいました。未だ母に大きく依存している自分を感じて情けなくて申し訳なくなりました。
 姉と共に母を励ますように明るく振る舞ったりして一緒に夕食をとりました。いつもの穏やかな空気が一見戻りました。そうです。ポリープもきっと大したことではなく、切ったらガンになることなく解決するもののはずです。ここで母もガンになって亡くなってしまったら、自分は自分の人生と自分の目に映る世界をとにかく壊そうとしてしまいそうです。
 入浴を済ませて借りた部屋に。今日一日はダメでした。母の検査の結果がひとまず最悪なものでは無かったのは安心しました。でも何かこういう危機的なことについての連絡を待つ時、ここ最近はずっと最高の結果を得られていないような気がします。最悪かそれに近い結果しか聞けていないような。なんでこうも不幸だと感じてしまうのでしょうか。
 明日から3連休、天気と相談しながら一日くらいどこか行きたいです。

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