2023/07/19

文字数 1,592文字

 5時に起床しました。
 朝から仕事が憂鬱だったので、とにかくポジティブであろうとしました。あまりクヨクヨ考えても体調を崩すだけだと。ならばちゃんと当事者であることを意識するようにして、前向きであるように心がけようと。そしたら気分も楽になると。
 朝食と支度を済ませて家を出ます。
 いつもの電車で50分寝ます。かなり深く寝て起きた時少し寝ぼけてました。早く帰って寝たいです。
 買い物して出社、いつも通り打刻。
 昨日からの続きをしますが一向に進みませんでした。何が分からないのかが分かりません。ちょっとずつ手を動かしていくも、ひとつ進んだと思ったら行き詰まったり。進みが遅くて焦りと不安がじわじわ込み上げてきました。難しいです。
 昼休憩に入って昼食。済ませて昼寝。かなり深く眠りました。
 その後仕事の続き。ほんの少しだけ進展はしたものの進みはあまり良くありませんでした。見よう見まねを積み重ねて少しずつ理解はしてきましたが、もう少し資料を用意して欲しかったです。
 1時間半残業して退勤。帰りの電車ではちょっと寝て過ごしました。今日は早めに寝るようにしないと。
 帰宅して夕食。車検に行った先の自動車屋で姉が気になる車を見つけ、かなり本格的に買おうか迷っているという話を聞きました。正直あまり体調も優れず夕食をお腹に押し込みながらその話に相槌を打ちました。
 母も半ば冗談、半ば本気で車を買わないかと聞いてきました。元気な内にいい車に乗りたいと、今思えば内心割と本気らしい様子で聞いてきました。
 しかし自分は車を買うこと自体に対する面倒臭さと車への興味のなさ、車検したばかりな上に全然綺麗な車を手放すことを勿体無く思う気持ちから母の話を誤魔化しました。やたら姉とその彼氏が車を買おうか考えているという話を熱心にしていたのも、今思えば自分も買いたい気持ちになることを期待してのものだったかもしれません。がっかりさせてしまいました。
 夕食と入浴を済ませてちょっと何か考える余裕がようやくできた今、色々考え始めてきます。母は車が好きです。若い頃はカスタムなどもしたりしていたそうです。
 車を買うとしたら次の車検前の2年後くらいだと言うと、母はそれまでにはもう死んでるとか、正直いつ死んでもいいとか皮肉めいた感じで言います。50、60歳になり、父の死を見届けて、いよいよ死が身近に感じる年齢なのかもしれません。貯蓄もほぼ無く、何か新しいことを始める時間もなく、貧しさを感じて、人生に正直もう希望を感じていないのかもしれません。
 でも自分は自分のことで精一杯で、ろくに母のことを考えられていません。常に不安で怯えていて、疲れやすく、自分から行動しようとしません。責任やリスクのない物事ばかり好みます。
 親孝行のし時は今かもしれません。自分のこれまでのバイトや仕事の貯蓄から出せないことはありません。ただ自分はひどくケチです。それが本当に必要かどうかばかり悩んでしまいます。今回の場合車です。まだ動く車を持っています。自分には母が欲しいという車の良さがイマイチよくわからないのです。考えてみれば車というのは色んな捉え方があると思います。第二の家みたいなものかもしれませんし、かっこいい車を所有しているというのは誇らしい気持ちになるものなのだと想像できます。でも今のところ自分にとって車は移動と持ち運びの手段でしかありませんでした。持ったらもしかしたら自信や自負が湧いてくるのかもしれません。
 ちゃんと本気で考えてみないと。母とちゃんと話したいです。車の良さを聞いて、母と同じように欲しいと思えるように、買うのを逡巡しないようになりたいです。
 今日一日は少し気分が優れない時もありました。気をつけないと。
 明日も仕事、頑張ります。

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