2021/05/11

文字数 1,389文字

 5時半に起床しました。
 出社と出張がとにかく億劫でした。およそ他の社会人はどうやってこの絶望感と折り合いをつけているのでしょうか。
 少しだけストレッチしてから身支度、朝食を済ませて家を出ました。いつもより少しだけ遅くに出られるのは楽です。
 問題なく駅に着き電車に乗ります。もう座ることは諦めています。この時間はもう空いてないと学びました。
 出張への不安が胸の内で渦巻いています。
 不安なことを書き出して少しだけ気持ちを落ち着かせました。
 途中から座って20分だけ寝ました。眠れはしなかったですが結構ウトウト出来ました。少し心臓がバクバクしてきます。何となく自分がちゃんと出来ているか信じられず不安があります。自分のことだから何か忘れているのではないかなどと考えてしまいます。
 出社、先輩と話したりして少しだけ不安が紛れました。出張の準備をします。どれだけ確認しても何か漏れがあるのではないかと考えてしまいます。ここ最近同輩に対する嫉妬が凄いです。上手いこと出張を避けて、順調に仕事をこなして、資格も取って、聞いた話では友人にも恋人にも恵まれている。それは純粋に彼女が努力した結果なのですが、ずるいと思ってしまいます。
  少し早めに会社を出て昼食、ちょっと外食できるのは嬉しいです。以前の出張は道中先輩と一緒なので気まずかったのですが、今回は出張先の最寄り駅で集合なので楽です。ちゃんとやれば早く帰られます。ポジティブに考えたいと思います。
 初めて乗る駅で少し迷子になりかけました、気をつけないと。余裕を持って出ていて良かったです。行きの電車で20分寝ました。少し眠れました。
 その後上司と合流して現地に。あまり手伝わないと言っていましたが、いざ着くと早く帰りたいのか自分が頼りなかったのかかなり手伝ってくれました。特に先方との会話はほとんどやってくれました。聞かれたことに対し自分が咄嗟に質問内容とそれに対する答えがうまく噛み砕いて理解できずフリーズしている一方で上司はちゃんとハキハキと答えていて凄いと感じました。前回の出張通りに行った点もいかなかった点もあり、出張でしないといけないことを今回である程度把握できるようになったのは良かったです。
 終わってから上司から何気なく色々話をされました。昇進したいなら自分の強みを見つけて、少なくとも相対的に自分は社内業務では劣るので出張を通じて違う強みを身につけて欲しいと。正直億劫でした。言わんとすることは正しいかもしれませんがとにかく出張に行かせたい感じがしました。
 そそくさと別れて早めの退勤、帰りが早かったので買い物してから帰宅。父にのど飴を買って渡し、ご機嫌になったかと思えば急に手を見せてきて「これが病人の指」と、またネガティヴなことを話し出して嫌になりました。今日は機嫌がいいと思っていたのに急にそんなことを話し出したので正直少し怖くもありました。酒が回っていたためでしょうか。少し前向きになって欲しいものです。
 入浴と夕飯を済ませてそそくさと自室に。今日一日は会心の出来とは言えませんでした。結局先輩に頼っている部分が多く、自分の愚図さを感じました。自分の能力についてちゃんと意識しないといけないと思いました。明日からまた頑張らないと。

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