2021/10/30

文字数 1,476文字

 9時に起床しました。
 昨晩は眠たかったのに喉が渇いたりトイレに行きたくなったりしてちょくちょく起きてました。
 朝食を済ませながらアニメを見ていた所で急に母から電話がかかってきました。
 どうにも父の体調が優れないので病院に行くとのことです。あまりに突然のことに不安になりました。昨晩は色々考えていましたが、それでもどこか少し先の話であるように思ってました。それがまさか今日起こり得ることだとは思いもしませんでした。父も心配ですし、ただでさえ仕事も忙しいのにこのような不安要素が生じて仕事のことも心配になります。
 急いで借りた部屋から帰ってきました。父は病院行くほどではないと言いつつもしんどそうでした。まつ毛とか顔の毛がやけに黒く見えていつもとは違う面持ちに見えました。姉と母は支度をしつつ明るい世間話もしたりなんかしてましたが、どこか努めて明るく振る舞っているかのような印象を受けました。
 運転のできる姉と母が父を病院に連れて行き、自分は留守番をします。何も出来ない自分が情けないです。
 録画してあるバラエティ番組を見て気を紛らわしました。束の間父のことを忘れて笑いました。
 父が入院することになりました。薄々そうなりそうと思っていましたが、普通に帰ってくることをどこか期待していました。貯金を使って何か治療を提案することも考えないと。
 食欲があまりないものの昼食を済ませます。
 母から連絡が来て、検査の結果特に大きな病変はなかったと聞いて安心しました。
 バラエティ番組を見ながら半ば休まらない気持ちで過ごし、ここ最近連絡の無かった叔母からも連絡が来たりもしました。
 途中で一度荷物を取りに帰ってきました。その少し前に二人は昼ごはんを食べてないのでパスタを解凍するように連絡が来たのですが、普段自分はそういうことをしてないのでレンジで解凍するモードを間違え、二人が帰ってくるまでに解凍できず、自分はこんなことも出来なくて知らないのかと情けない気持ちになりました。
 父の身支度をします。LINE越しに何がいるか聞いたりもしました。返信がくるあたりとりあえず大丈夫そうで安心しました。
 支度を済ませて二人はまた病院に。荷物にちょっとしたお守りを入れました。あまり大層な仏具はあまり他の人が見ても良くないと思ったのであまり目立たないものに。父にはこういう仏教関係の支えが必要と思いました。
 帰ってくるまでに洗濯物を畳んだりしました。少しだけでも貢献したいと思いましたが、気休めに過ぎないとも思いました。
 二人が帰ってから夕食。お風呂を入るまでに少しアニメを観ました。少しだけ日常に帰りたかったです。ひぐらしのなくころに命を観ました。初めの章のレナの狂気的な演技が最高でした。解答編となると思いますがどうなるかドキドキします。
 入浴を済ませた後もう少し具体的に二人から話を聞きました。新しい呼吸器が必要なのでそれが家に来るタイミングや祝日等も含めて1週間は入院する予定になりました。父の精神状態が気になりますが安心ではあります。 放射線治療、または先進医療の話を家族にしてみるべきでしょうか。言い出すのが怖い話ではあります。父がこれから何か良くなるようなことがあればいいのですが。
 その後借りた部屋に。
 今日一日はあっという間でした。とにかく不安で仕方ありませんでした。慌ただしくて心休まりませんでした。
 明日も休み、少しだけいつも通りになればいいのですが。自分に何ができるか。

 ここまで見てくださってありがとうございました。
 また見てくださったら幸いです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み