2022/05/14

文字数 1,411文字

 9時前に起床しました。
 6時前に一度起きたのですが、少し吐き気がして不穏な感じがしました。
 その時には母は既に起きていました。寝るように言いましたが、多分寝ていません。
 自分がまた起きた時には姉も起きていて色々段取りについて話し合ってました。
 自分も色々調べて、姉が最寄りの式場に電話しました。もし喪主となる母が陽性でも段取り自体はできると聞いて安心しました。しかしやはり陽性と濃厚接触者の自分達は参列できず、また故人がコロナの場合は本当に簡素なことしか出来ないと。仕方ありません。
 その後母はかかりつけ医に電話診察を受けました。母の喘息についても知っている医師ですが、やはり症状が無い限りは検査に来なくてもいいとのこと。どうにも検査に来てほしく無い部分もあるとは思います。その病院が抗体検査にしか対応していないからというのもあるとは思いますが、もう少し危惧して欲しかったです。喘息の薬は配達してくれるのは安心しました。母にはとにかく何か症状の悪化が見られたら診察を受けるように念押ししました。
 その後は父の遺影となる画像を探しました。自分がかつてあまり写真を撮られるのが嫌いだったというのもあり、父とあちこちに行きつつも風景の写真ばかり撮って探すのに苦労したものの、いいものが見つかって安心しました。色々父との思い出を思い出して、悲しいというよりは楽しかったとか感謝の念が大きかったです。もちろん寂しいのは寂しいですが、今の辛い病状でこれ以上生きてほしく無いと、自分はもうどこか踏ん切りをつけていたみたいです。
 昼食を済ませて昼寝しようとしました。頭がだるい感じがするものの眠れませんでした。
 その後悩みましたがしばらくグダグダしてから階下に。天気が良くなったので日向ぼっこして過ごしました。とにかく前向きになって元気にならないとという気持ちでした。
 昼頃に驚くことがありました。父から電話がかかって来ました。ビデオ通話にするまで色々操作方法を教えるのは少し苦労しました。鎮静の薬でもう意識を失ってしまっているものと思っていましたが、少し朦朧としてはいるものの電話できるほどの状態でした。また父の声が聞けたことが嬉しい反面、鎮静の薬を受けたのに意識がまだあるのは苦しいのでは無いかとも思いました。悩ましいです。しかしとりあえず今日一日は多分生きてくれているだろうということが安心しました。
 その後父の身の回りの整理をしました。色々な物品を捨てたり売ったりしなければいけません。父は色んな趣味のものを収集しており、それをどうしたらいいか中々困ります。少しずつ整理していくしかありません。
 夕食はピザを食べました。いけないことだとは思いつつも、最近あまり食べてない母に好きなものをと思い、問題があることを承知で頼みました。いつもよりは多めに食べてくれました。
 その後入浴を済ませて自室に。寝る前にアニメを観て癒されました。無根拠の自信と自己肯定、とにかく自分を卑下するということを知らない無邪気で好奇心旺盛な主人公の姿に元気づけられました。
 今日一日は少ししんどさも感じつつも何とか平和に乗り越えられました。
 明日はどうなるか。前向きに気持ちを持って早くコロナを治すように。7日目が治るか悪化するかの境目だと聞きます。それまでなるべく元気に。

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