2021/01/26

文字数 2,619文字

7時に起床しました。
今朝は目覚めた時に「めっちゃよく眠れた」というよく分からない達成感みたいなものに満ちて、気持ちよく布団から出ることができました。
朝食も今日はよく喉を通りました。トーストにバターといちごジャムを塗ったもの、美味しかったです。
日課のストレッチをしながら録画したテレビ番組を鑑賞。
SSSS.GR○DMANというアニメを見ました。主人公がヒーローに変身して巨大怪獣と戦うヒーローものと、怪獣が出現してはその記憶や痕跡が消失する不思議な街を舞台に少年少女達がそれぞれの思惑を抱いて日々を過ごす青春SFものが調和した作品。怪獣とのバトルでは少年向け作品らしい派手なアクションや熱い演出が素直に面白い一方で、日常シーンでは街や学校の風景が輝かしくもどこか寂しげで、昨日までの日常が崩れかかっていることに誰も気付かず恐ろしいほど静かな時間が流れているのが、なんとも言えない味わい深さを出しています。
次はヴァイオレットエヴ○ーガーデン、映像美と感動的なストーリーはもちろん、しなければならないと思ったことなら時に大胆な行動に出る主人公にも魅力があるなと感じました。
そして秘密結社鷹○爪ゴールデンスペル、気軽に見られて楽しいアニメです。テンポのいいギャグが面白く、また小さい頃から失敗続きで貧しい生活を送りつつも、世界中の人々を幸せにしたいという気持ちから世界征服を目指す総統の姿には見てて勇気が持てます。
 その後支度して在宅勤務、リビングのエアコンの設置など色々慌ただしいことが多く、あまり集中できませんでした。
 4時間働いてお昼ご飯、ちらし寿司と素うどん、今日は久しく心からお腹が減ったと感じていたので、満腹になって少し安心しました。
 その後昼寝、やはり眠っている時が一番幸せだなんて思ってしまいました。
その後も続き、リビングから両親が何か慌ただしく喋っているのが聞こえると、忘れていた不安感がまた湧き起こってしまいます。
 経済難というものは何か、どのような方法を用いてもどうしようもない不安をもたらしてくるような気がしました。
 昨日に引き続きあまり捗らないまま退勤、危機感と罪悪感で食欲がないまま晩飯。
 色々生活が変容することを両親から聞きました。
 少しずつこの腑抜けた思考回路を変えていきたいと思います。


 ここまで読んでくださってありがとうございました。
 あまり見ていて気持ちいい内容は出ないかな、と思いますが、また見てくださったら幸いです。

加筆

気持ちの整理のために、読んでて暗くなるようなことを書かせていただきます。
今日、初めて父が泣いているのを見ました。
どうしたらいいか分からなくなりました。
父はきっと家族にお金のことで迷惑をかけることへの、申し訳なさと恥ずかしさでたまらなくなったのだと察しました。
私は父に何か声をかけたい気持ちでいっぱいになりました。気を負わなくていい、むしろここまでよく育ててくれた、と、とにかく父に何か悲しみを和らげるようなこと、自信を持ち直させるようなことを伝えたくてたまらなくなりました。
しかしどのような言葉を考えても、むしろ父の威厳が無くなると感じさせたり、かえって申し訳ない気持ちにさせるのではないかと思えて仕方なく、かけるべき言葉が見つかりませんでした。
本当はそっとしておいておくのが良かったのかもしれませんが、私は父が信じられませんでした。
父がこれ以上家族に面倒をかけるのを苦に思って自殺するのではないかと思ってしまいました。
泣いている父に声を掛けた間際、私の心のうちの半分以上を、父を救いたい気持ちより、この不安から解放されたい気持ちが占めていました。
父の背中をさすりながら「大丈夫か」としか聞けませんでした。父は啜り泣くのを堪えて顔を挙げると、「大丈夫、早く寝ぇ」とだけ言い、私を振り切るようにトイレに篭りました。そしてまた啜り泣く声が扉越しに聞こえて来ました。
私は何もうまく言えなかった後悔と言えない自分を情けなく思う中で、今度こそどうしたらいいか思案しました。
やはりあの様子はそっとしといてあげるのがいいのではないか、父は勇気のある人だ、これ以上何か言うのはむしろ父親としての誇りを傷つけ、勇気を挫けさせることになる。いや、勇気があるからこそ、その勇気が家族のために死ぬ方向に向かわせてしまわないか、などと。
私はそう思案する頭の片隅で同時に、本当に自分に情があるのなら何をすべきかなどと考えるのではなく、心の底から伝えたい言葉が湧き起こって声をかけるのではないかと思いました。父が悲しんでいる時に心の底から言葉が出てこない自分は、とても薄情な人間なのではないかと思いました。
 思えば自分は父の苦痛を分かった気になって、自分が抱える悩みばかり大袈裟に考えていたのだと気付きました。
 私は父を抱きしめたくなりました。そうすれば言葉で上手く伝えられなくとも、自分が父を尊敬し愛してることが伝わって悲しみが薄らぐのではないかと思いました。しかしよくよく内省してみれば、単に私は人生の諸々の重要なことから逃げてしまったために未だモラトリアムを脱せず、年相応の共感性も人間的能力も伸ばさなかった自分を許して欲しかっただけでした。
 父がトイレから出てくると私はまた父のもとに寄りました。頭の中では抱きしめたいと思いつつも、いざ目の前にすると抱きしめる勇気が出ませんでした。抱きしめることが父の衰えを互いに思い知らせてしまうのではないかという恐怖が頭をよぎったからです。
私は自分を遠ざけて大丈夫とだけ呟く父に、今度こそ何か言いたい気持ちで、「何も気を負うことはない、今までよく頑張ってくれて感謝してる」と声をかけました。そう言葉を必死に続ける最中も、私はその言葉の辿々しいこと、弱々しく、擦り寄るような感じが情けなくて仕方ありませんでした。父は何も響いていない様子で、「大丈夫、情けないところ見せたくない」と私は遠ざけました。私はもはや自分は何もできないと思ってしまい、ただ変に明るい、励ますような声色で「おやすみ」とだけ声をかけて父の元を去りました。

ここまで読んでくださった方はありがとうございます。
とても公開すべきではない恥ずかしい文章だとは思いますが、これが含む情報や感慨もきっと微細な何かしらの場面で役立つことがあるかもしれないと信じて投稿させていただきます。
重ねてありがとうございました。
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