2021/01/30

文字数 1,125文字

 8時前に起床しました。
 机にネガティブな落書きをしたことを先生にめちゃくちゃ怒られる夢を見て、少し目覚めが悪かったです。
 朝ごはんを食べて支度、9時前に家を出ました。道中の車内は特に気まずいということはなく、時に喋ったり、時に黙ったりしました。私は高速道路から見える工業地帯の景色が好きで、それを眺めながらのドライブはなかなか気分が良いものでした。しかし父が2万5千円のランタンを買ったと聞いて少しイラッとしました。自分への誕プレ兼退職金、アンティークのランタンは後々値段が上がると父は言いますが、ただでさえ経済難なのによく買えるな、と少し軽蔑してしまいました。
 そんな話をしていたせいか道を間違えてしまい、道半ばにして高速道路を降りてしまいました。
自分もしっかり標識を見ておけばと思いました。
仕方なく下道を行って12時ごろに目的地に着きました。旅行先ではそこのご当地グルメを食べるべきなのかもしれませんが、今回は私の希望でインド料理屋でランチを取ることにしました。何回も今回の旅行先には来ていたのでそういった店は少し高いのを知っていたのと、前々からエスニック料理に興味はありつつもどことなく一人で行くのは怖かったので、今回はそういう店に連れて行ってもらいました。
 ナンとグリーンカレー、タンドリーチキンを食べました。美味しかったです。ナンは思ったよりも甘くて、それがカレーの辛さといい塩梅にマッチして美味しく、タンドリーチキンは思ったより辛かったものの身も柔らかくて旨味があり、これもまた美味しかったです。また今の問題が収まったらあちこち食べ歩きしてみたいと思いました。
 腹ごしらえを済ませてあちこち名所を巡りました。しばらく家を出ていなかったので、色々知らないものに触れて新鮮な気持ちになれました。このご時世ともあって、普段なら人でごった返しているような場所も、割と人通りがまばらで、自粛していない自分に少し罪悪感を抱きました。これが父が愛車で旅行に行ける最後の機会だから、と心の中で言い訳しつつ楽しみました。
 日が暮れる前には帰路につきました。高速道路に乗るまでの道が何故かいつも混みます。特に気まずい思いもせずに父と二人きりの旅行は終わりかけています。しかし父がこの愛車を手放さなければならないのは、仕方のないことなのですが少し可哀想に思います。せめて高い売値がついてくれればと思います。
 この数日は少し自分でも暢気に生活しているような気がします。不安のコントロールも気をつけようとは思いますが、危機感も適度に持って日々を有益に過ごせるように頑張りたいと思います。
 その後も特に大きな問題もなく家に着けました。今日は一日幸せに過ごせました。
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