深夜のクッキング

エピソード文字数 205文字

 まず虚無を五分間ほど炒めます
 こんがりと焼けてきたら
 屈辱を小さじ二杯いれましょう
 すでにしていい匂いがただよっていますね
 次はみじん切りにした憂鬱を投入します
 しっかりと混ぜるのが大切ですよ
 柔らかになるまでほぐしてください
 ここらでちょっと味見をしてみましょう
 どうです
 舌が怖じ気づくほどスパイシー
 あとは希死念慮をお好みのまま目分量で加えたら
 午前三時のあなたのこころの完成です
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