屈辱のように感じられる夜

文字数 135文字

 生きたという事実が
 屈辱のように感じられる夜
 記憶のすべてが
 毒になる

 痛ましかった
 喋ったことすべて
 触れたことすべて
 関わったことすべて

 嘆いたところで
 過去は遠ざからない
 だから無視する
 記憶のすべてを

 感情があふれて
 殺す毎日
 えぐれた情緒に
 冷たい眼を向ける
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