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ぼくを葬る その他の詩
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目次
前のエピソードへ「工事の騒音」
消えない水たまり
文字数 196文字
見捨てるという義務はあなたを救いましたか?
日常を維持する大切なお仕事
眼に蓋をして死を見捨てる
その報いを受けないことが幸せですか?
水たまりのように死がとどまって
円
(
まどか
)
な鏡のようにこちらを映している
その鏡像は誇らしげな顔をしていますか?
消えない水たまりもこの世にはある
死体はなくならず死者は過ぎ去らない
あなたはいつまで叫ばずにいられるだろうか?
あなたのつま先はもう濡れているのに
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もう終わりなんだなって
ぼくを葬る その他の詩
koumoto
作品お気に入り
ぼくを葬る
道ばたの死
彼を待つ
滴
雪ふりつむ
詩とはなにか
雨傘ワルツ
夜の疑念
虎と末世
予言する勧誘員
わたしが消えていく
死の代行者
詩の対価
子どもにあたえられた三つの黙示
朝の疑念
小箱
魔法陣
腐らせてしまった詩の備忘録
廻廊を影と
白い景色
ダンスを踊ろう
クモと鳥たちの聖戦
水死体の日常
糸と待ち人
焼きついたもの
暗闇に恋が
彼の人を待つ
七十七の月
死にぞこなった恋
一人暮らしのアキレス
冬の残像
幼子の眠り
死後の幻燈
小さな声
深海のゲームセンター
いずれ死体になるきみへ
刑務所とスペースコロニー
心魂神死
手話詩をみて
弱き所、弱き詩
鏡の中の死
朝の霊
海風
遺された歌を聴きながら
アリスではない投身者たち
コンビニで見かけた死神
言葉の涙
雨が降っていた
猟奇歌三十首
宗教戯れ歌十首
詩を読む歓び
彼岸へのバス
泣かない世界
天球破砕
真夜中の誘い
盲目な恋歌
指先までの距離
人はある日、詩人になる
厭わざるを得ない歌への口汚い罵り
幽霊のようなきみの涙
最後の詩
名盤 Title もじり歌
夕日の受けた傷
もうひとつの季節
生まれなかった詩への墓碑銘
自殺者の霊はおのずから死ぬ夢を見るか?
見放された詩
くるめき
祖父は言った
時計の針で人間を測ると
季違い季重ね瘋癲駄句
死にたがり暦歌
僕にないもの
逢魔が時の水たまり
ハムレットの愛読書
雨と死
あのね、あのね、人はね
壁に貼られた子どもの絵
年老いた死の臨終
遺影
吃りつづける祈り
女神たる詩神の夢
冬空のようなぼくのネガティブ
病み疲れた眼
砂時計
雪と氷とあなたへの告白
ドーナツの穴
モザイクへの怖れ
魚たちは鳥たちは人々は
誕生日おめでとう、命日もおめでとう
わたしの周りの影たちの異言
パン屋が神聖に見えた日
口笛の上手い神様
死体の記憶
凡庸な詩人のさえずり
触れない空白
窓がない
詩が守るもの
ジグソーパズル
百万人と一人
夜の殺意
死をめぐる裁判
マンホール
このナイフは
都市の方程式
闇に包まれて
夕闇に
吸血鬼たちの学び舎
一人の作家が死んだ
寝床は誰のもの
さようなら
眼
夢の死没者名簿
ハロー
開かずの間
“普通”が怖い
透明な約束
理想の死に方
いつのまにか死んでいた友達の遺言
道化とチョコレートと死
影が痛みを
死ね、わたし
火葬にされながらぼくが思うこと
土葬にされながらぼくが思うこと
水葬にされながらぼくが思うこと
鳥葬にされながらぼくが思うこと
恥ずべき魂
写真
チェックメイト
死にたくなったら温もろう
21世紀の……
みっともない祈り
痛い
殺意と遊ぼう
ぺうーぺうー
自虐詩
おぼつかない自画自賛詩
痕跡をたどると
アスファルトな感情
鳥居の首吊り女
なんども
神のくしゃみ
廃都の廃人
死ってなんだろう
こぼれたもの
自動販売機
雪の記憶
夜来たる
愛の遅れ
桜の遺書
冬がいい
墓碑銘カレイドスコープ
痛みの花
逃げようよ
終わってしまったはずなのに
煉獄の地図
膜
浮いて病んで
墓掘り慕情
音楽
心臓がジャズを
一人称
首吊りの季節
小さな亡骸
死への呪詛
綺麗な顔
冷えた
ぼくは平熱
デブリ
月を散歩
ホログラムの雨
うつむいていたきみはどこ?
末っ子ぶち猫の歌
明日をだれかに
歪んだレンズ
砕けたこころ
浸礼
死亡記事の顔文字
人生玩具箱
生首サッカー
未来観戦
神の玩具
嘘
火の秋
ぼくは腐りながら
キュビズム
豆腐
感情の電線
寄り道
死者を送れ
笑う火葬
マイナス
増殖
離人症
殺してほしかった
バグだらけの夢
沈丁花と不死鳥
模型の景色
夜の静寂
白黒初体験
空っぽ
憂鬱ワンダーランド
泳ぐ聖堂
死ぬまでの一分間
自我の密葬
秋の熾天使
秋は友達
死の本
時計塔の崩壊
樹海
廃村の鳴き声
夢の再臨
こころの色彩
浮遊霊
ハーブティー
遠くに憂鬱が見える
運命を殺す
萎れた花
ピエロが怖い
小さな潤み
わたしはなぜ
いまから
詩っていいな
バター
老いた少年少女
テレビに絶望が映っている
恋の遺跡
湖の狂気
眼の詩篇
躁鬱の歌
含まれたような午前
凶鳥
憂鬱のアップデート
声の影、言葉の影
仲良くなれるかな
人形遊び
喜怒哀楽殺人事件
生誕の詩
コーヒーの変化
金網
月夜に傘を持つ理由
幼い虐殺
真空地帯
水面から遠い街
知らない死
口実
もうなにも
生きる意味はわかっているけど
一言
やみくもな否定
泡の記録
嫌悪の海
ありがとう
涙の意味
死ぬのが怖い
神を慕う
笑いがシステムにしか見えなくなると
春を恨む
自分よりも気になる風景
薄い喪失
その先は語れない
三月の印象
時はあまりにも美しい
よくある臨死
ステレオタイプで遊ぼう
シュレッダー
呼び出し音
未練永遠
自分の詩を眺めて
疲労はきみを救わない
ぼくの罪
死なない季節になったら
歌はなぜ
日曜日のデパート
神の証明
いない
傷と詩
スプーン曲げ少年
空を歩いていた廃人
夢が見たい
音痴の詩
長篇詩のように
縁日
ある詩人への恋文
夜のパレード
電話ボックス
収容所
雨の最初の一滴
外人墓地
哀しいこと
頬をつねる
悪夢愛
怒りの詩
夜に読む詩
異性と他人の不思議
喪われた泣き声
不動の嘆き
指を名づける
仲違い
黄泉に沈む
地球儀男
伝えたかった
悪人のいない地獄
死句集
哀しみは血友病
夜を慕う
生首は夜を願う
神に洗脳されたぼくは
カーテン
他人との会話
ピアニストが知らせたもの
いない人へ捧げて焼いた
墓場の植物
顔はおもしろい
閉ざされた窓
神さまお疲れさま
魂鎮め
見なかった涙
本棚は時が止まっている
詩への憧れ
眠っていたい
無内容
老人に死は似合わない
鉛筆
おめでたい錯覚
ボトルシップ
肉を食べる
灰空
霙
鴉と烏とカラス
雨の記憶
赤いコーン
吹き出し
夜の枯葉
葬ろう
最初の死者
死ねという言葉
夕焼け狂い
冬の人魚
詩を書くとき
物語と詩
朝に飲む水
音楽を聴かずにいると
豚に真珠
仏滅
もういちど葬る
無言の叫び
砂嵐
夕暮れ時間旅行
こころとの距離
助けの手が差しのべられても
夜歩き
虹しか見えない
聖域の広がり
減衰の詩
不眠の劣等意識
記憶するに足る詩
夜の姿態
外は牢獄
死者たちの雨
欲を殺す
金属
閉じた無限
イケメン
死体たちの睦言
弱くなるための祈り
葉桜
きみの棘
憑かれた想い
この人のためなら死ねるかもなあ
鳩時計の鳩
言葉は腕
時の琥珀
期待しないでおこう
わたしの内側にいるのは
身近な読者
テレビが苦痛
老人と丘
死をたびたび口にする者は
なぶっているときの顔
理解は遅れてやってくる
半醒人生
空は遠いけれど雲は近い
ミステリー
おかしな幸福論
死ねという手紙
路地裏の僧侶
生存凝視
薄くなる
穢悪の夜
すべての遊びは
老衰への歩み
帰らぬ秋
正義について私が知っている二、三の言葉
雨上がりの滴
火で葬る
魂はビー玉
集中しよう
きみは心臓を見たか
他人
鏡像を契機に
殺意の矛先
墓石をなでる
走馬燈(仮)
世界は論理を求めている
死せる者のように
冷酷さ
戦場ピクニック
神の楽譜
深夜のクッキング
残魂
記憶のなかの音楽
別れる哀しみ
夜の底、井戸の底
声に侵される
土曜日が好き
手相
喪失アレルギー
剥がれる自分
喪に服した太陽
麻痺
日常異常
ひだまりの死体
きれいなもの
身投げ天国
一度だけ生きる
頭のなかの空と風船
不在の公園
毒の殻
死への理解
ぼくが泣く
耳を
もしもし
存在したくない
溺れながら
牙と羽
夜、だった
哀しい女性
崩壊期
止まった言葉
眠りの初心者
生前触
もうすぐ死ぬとしても
夜のピアノ
カフカの一行
傘の下で
憂鬱との距離感
記憶の通訳
離された場所
雑草モノローグ
こころぞろぞろ
サンタクロースの骨
ぼくに理由はないけれど
夜になれば
冷えた夏
本は友達
異邦の今日
朝蜘蛛、夜蜘蛛
わたしは通りすぎる
希死念慮のユーモア
きみを安心させるもの
哀しみを防ぐ傘はない
浅い死
笑いはどこへいった
時間の虜囚
勝手な共鳴者
人生色色
出口
あなた
寂しい殉教者
メメント・モリ
徴候
心臓のアウトロ
明日が来てほしくない三人組の会話
魚のストレス
浮遊
あやめも知らぬ恋
鳥は生涯おなじ歌を
なんとかなるから笑っていよう
夏の天使
飲めなかったサイダー
全身凶器
必要なのかなあ
壊れたレコード
花雨
きみの音楽
子どもに懐かれるのは
死ぬまでにあといくつ詩を
ぼくは知らない
泉
一生独房だったなら
切なさ
起き抜けの白紙
いながらにしていない
そういうものだ
再現ドラマ
何度目だろう
物語を創る理由
ありふれた神様
ナンバー1
肉体に比べてこころは
ポケットのなかの冬と夏
仲違いした友達
未来の幽霊
落書き癖
この記憶はなにものか
いつか無痛になったなら
肉体は玩具
ジャッキー・チェンは椅子の哲学者
タイヤの中
テントの惨状
一日に一度は
モンドリアン
潰れたトマトだらけ
もう飽きた
幽閉
つれない風
そうだねきみは賢いから
テクノロジーと幽霊
他者としての階段
存在は痛み
だれもだれでもない
映像の余白
世界は死にゆく子どもたちの夢
夢の奥底
神様は秋に自害する
遅すぎた死
寝ぼけた身体感覚
三つの願い
三年後
眠れる老人
故人が死について語ったこと
ぼくらの霊肉二元論
生きているのが恥ずかしい
希死念慮は臨終に役立つか
鳥が空で死んでいた
こころを整える
未来の霧
椅子はいらない
重力
峡谷はいつのまに
この世でもっとも優しいこころ
偏頗な患者
テーブルの下
痛みと祈り
きっとぼくらは天使のように
どうだっていい
鏡の永遠
死ぬべきかどうか
孤独の友達
死と終わり
冷たさで暖かさを
時計の音楽
バッハを聴こう
パズルのピースを組み替えられたら
風車がまわっている
遠ざかるのを見ながら
ぼくの死因は
だれにも伝わらないのに
肥大していく自意識のような手紙のような詩
音楽を恨まない
死んでしまう
ぞんざいな返答
死のうって誘ってよ
詩が読みたいな
非存在になろう
風はなぜだか
死の枕詞
精神の更地
たとえばきみが死ぬとして
存在の仕方がわかりません
内臓に詩は見せられないな
言葉のポルノ
猫の創世記
彼は優しさを望んでいたか
死に彩られた物語
詩といえるかはわからない
夢のサナギ
待ってるだけです
虹がバス停で待っていた
泣きそうだ
手が灰に
七つの海
さよならを言うたびに
闇が黒々と
図書館
筆写と演奏
認識を求めて
近いです
最終の敵
純真
とても静かだ
秋の木
曲がらなかったスプーン
ジョーズのテーマ曲
役立たず
廃品
読んだことのない本
言語スポーツ
夜に想われた海の魚
詩は病者
棒の偽物
殺せなくてごめん
邪魔だな
死の祈り
怒りを含んだ疑問
感謝感激雨あられ
お金
ベートーヴェン
死ぬのが流行り
舗装
呼ばれているような
無になりたい
耐えられないや
自転車のって
わたしではない他人の言うところでは
みんなと同じく好きじゃない
さよならそしてこんにちは
タナトス
遊びとルール
許し
こんなに胸が痛むとは
黙禱
人にわかること
砂漠で水をくれた人
いままたひとり、詩を捧げたい人
ぼくもいつか
淡々しい
ぼくらの物語
去った人に
死者の緊張
明るさを信ぜず
蒼
井戸の暮らし
密葬
額縁がないと、窓がないと
死の詩
頭脳が蠅に
眠りとハチミツ
詩のリフティング
無人島という仮定
いない人
哲学者のカエル
憎悪に友達はいるのかな
というレベルにおいては
言葉の声
昼の棘
求めざるをえない
選ばれなかった無
空、雨
世界を、世界に、世界へ
生きた人間の詩、死んだ人間の詩
詩を書きたいなら御自由に
ゲームセンターで祈りの真似事
ビロードの虚無感
ずれるとき
気まずさの訓練
愛に価しない
空気に棘が
八月の花火
わがまま
そういうものにわたしはなりたい
縊死者の気遣い
偽物の風景
長い疑惑
言葉の価値は
あらゆるところにワイドショー
もうすぐ秋が
テレビの音
つかれてつくった詩
風の記憶
思い出せない春
書かれた言葉はすべて遺書
フラッシュバック、罪、青空
心痛
あなたは天気
善意が信じられなくて
溺れる者の藁
真剣になれるのか
安らけき影
哀しみに果てはない
頭部損壊
だれもが詩を書いたらいいのにな
あのときのその人の言葉
詩の届け先
死後の記憶
偶然を探して
人間と呼ばれるかたち
隠された傷
人生に意味がないとして
詩の嫌いな人間にも
肉と性
言葉が消えていく
とっておきの武器
音楽が呪いでも
死が音楽を
世界に気づく
秋の哺乳類
天使が聴くもの
立ち止まる
自分探し
遠きにありて
異言
病んだ雨
塔と橋
人間のいない世界
白紙
ちくわの穴
血の記憶
牛になる
ギフト
記憶は優しい海だから
きみが死なない世界なら
鏡が欲しかった
死ぬとどうなるか
ワークスペース
迂回しながら猫と風に
扇風機と時間
つきたかった嘘
時の止まった夕暮れの浜辺
どちらか
絶望していてもコーヒーはうまい
鍵の不安
詩が読みたい
強迫観念
無意味がやけに苦しくなったら
味方です
愛が殺意に似てきたら
秋の一日
アダムを殺そう
つのるつのる
シャボン玉
まともな言葉
「助けて」と書かれたメモ
鳥の軌道
あなたの傘
溺死入門
パニック
うつろなるかなわが人生
チェーホフの遠さ
夏の魂
自己投棄に向かない時代
子どもが振り返ると
死しか聞こえない
半身
線香みながら
時の相貌
テーブルから落ちたもの
造物主を騙す被造物
言葉と音楽
臨終ヘッドホン
期待
文学のご馳走
鳥詩
十月は銀の月
死後を知らない
ポエム
焉んぞ死を知らん
公転・自転
不眠の誓い
完全なる時間
クオリティ・オブ・デス
歪められた天才
の
ディファレント・トレインズ
別れのときのさようなら
ファミレスの会話
腑に落ちない
朝の鉄道
豚と人類
静かな夜の帰り道
歩幅
冬に目覚めたムーミン
思い出すたびに
生きる腐る
看板人間
愛が終わらない
やけに暗い
慕わしき夜
そこにいた
「固有時との対話」を何度も
白紙
夜の秋
人が死んだ日にレンタルの返却
癒えない決意
思考の音
精神の死臭
なくしたチョコレート
わたしたちはゆっくりと滅びていく
死にたいの詩
自戒
三月が眩しくて
苦手なゴキブリ
謡曲
秋の楽器
生まれなければ聴けなかった音楽
夢みられた速さ
世界が白黒になれば
無
暗闇ピアノ
絵画から人物を
消えてほしい
痛みが涙を
消費のされ方
紅葉
神の恋
不幸は精神を研ぎ澄ます
玩具芝居
風の音
音と過去
衰弱した動物
降る降る降る
ゲシュタルト崩壊
生存者の枕
ネット猿
詩は眠る前に書け
広告付き詩集
きょうも日が暮れる
静かな本
胸の痛み
なにも変われずに
きみにすべてを合わせるよ
ひびわれ
もう少しだけ
心を散らしたまま
記憶のために
解きたい問題
青空は人間にはもったいない
時の雛
死の想い方
先触れの一羽
死の芽
あまねき老人
因果の裂ける音
神の自慰
死にたいささやき
欲望を喚起するソフトウェア
小さな灯り
言の葉言の葉
消える理由
死の主人公
あなたに雨が
窓ガラスの向こう
感情はノンフィクション
死んだら詩集は終わるものだ
なぜ飛ぶ、なぜ歩く
秋を気づかせるもの
知れない苦しさ
聖なる案山子
鎮痛剤
雪の身体
柔らかな言葉
頭があなたでいっぱいです
黒と白の鍵盤
老衰少年
後悔の群青
二十一世紀への憎悪
鳥のつぶやき
不気味な泡
散歩はいいな
ここ炉
夜ではないあなたの夜
神の証明が飛んでいる
詩に必要なもの
ぼくの遺体を処理する人
荒地の灰
それぞれの聖書
写真の迷信
嫉妬
夕焼けの切迫感
裂けて凍って
あなたがいない冬
万葉死
唐揚げとレモン
忘れるために必要なこと
ロックを前ほど聴かなくなっても
白い吐息
雨降る映画
死ぬは一時の恥、死なぬは一生の恥
いつか死を見た
露天風呂
詩が足りなくて
世界で最初の夢
残秋
死と詩の答え
深夜に思い浮かんだ一言
星のかけら
挽歌とは
記憶は答え合わせに向いていない
ぼくは死ぬ、とても死ぬ
詩で黙ろう
失恋すると空気が薄くなる
死に甘える
ひとり
静かなバッハ
街頭インタビュー
夕暮れへの別れ
サイレント映画
忘れ方
戦争になると赤子は投げやすい
残虐なショウが終わる日
遊び崇拝者
慟哭するにはまだ早い
わずらわしい糸
テロップ
それだけしか思えない
日記と詩
燃えるのはいつ
一瞬の詩
最近ぼくの好きな人たちは
動かない人
切なさの根拠
明るい人の夜
この道の終わり
ただ一言
詩でなにを
死がよみがえる
最後の選択
はびこれ余計者たち
影の倫理
言葉の初心者
命令
美しい詩、醜い詩
文化は記憶
本と音楽の禁断症状
ヴォネガット
自分の言葉にうんざりする
遠くのものはいつまでも遠い
堕天使はヨッパライ
だれかいますか
軽蔑のライン
希望の完全犯罪
墓にも言えない
病水
夜闇にだれかが窓の明りを
詩にはすべてがない
読み間違え
つまらない予言
せめてものテーゼ
喪失の風
時すでに十二月
さあいこう
掃除はいいな
電話の向こう側
一切のすべて
サッカーボール
夜のサイレン
接触
乾く
泣き崩れる
夜の詩人
大つごもり
浮浪者
サイクル
ピアノ、ピアノ、ピアノ
再生紙
欠けた記憶
『固有時との対話』を暗唱するためのノート
保菌者
舞台の闇
死によって夜になる
後悔の歌
おぼろおぼろ
本棚の整理
坂道をころげ落ちていく猿
哀しい話
認知の歪み
眠りたくない
詩の犯罪
恋はない
楽しいな
よくわからなくなる詩
囚人の記憶
人でなくなりたい
さようなら人生
焼け死ね神さま
さよならグッバイ
ロード中
常在の風
幽霊の手
痛みはどうしようもない
残酷な景色
ペットショップ
現実が現実の色をしていない
ピアノと書物
彼岸の汀
さわやかな宗教
歩け、猫
八行詩
瞼の詩
常夜灯と常闇
死にそうな時は詩を書くにかぎる
㌢メンタルな夜
もうすぐ死と雪が
深夜の夕日
接触事故
ぼくはフィクション
敗北者に愛はない
もういいや
不信の窓
マグカップ
牛歩
銀紙少年
痛みと無
われわれの遊び
神への片想い
水素の聖域
夜は同じではない
大人
食事が嫌い
鳥の映画
叫びの声楽
夕暮れに死にたくなる人は
ある人のことを思い浮かべると
三度目の死
美人
哀しみは哀しいか?
本と音楽と睡眠
ぼんやり遊離
耳のための眼
日差しが今日も処刑色
半笑い
きらきらしたもの
死とはなにか
そよ風の言葉
ピアノとギター
鳥の巣
痛みのもと
死にたさ+笑い-涙=?
夢に恩返し
暗転
輪廻があるなら
剥奪された痛み
無機質愛憎
人の死ぬ場面
内面の色彩
デジャヴ
どこから詩になるのか
卵生羨望
影になれたら
秋の栞
ポストにあった死
二月の詩
こよなく死にたい
死を止められる詩
選別
秋の十戒
死を喜べ
ピアニストごっこ
観覧車
椅子に座って
夜の祈り
ホラーの癒し
蟻の溺死
桃源郷
わたしを地獄につれてって
雨の鳥
声が出ないんです
夜に遠くの音が
魂があるふり
騒音発生装置
ティプトリー
雨の殺意
納得してから
死者は例外
否定の詩
他人の死
死と涙
自我なんて
猫曜日
存在するのにうってつけの日
夜の言の葉
言葉の空
脱水症状
天が近い
なにかを
運命を早送り
犬と豚と人
書物の旅
そんな午後
記憶に憑かれて
胸クソ悪い喜劇
詩は
夢に静置された鳥
リザルト画面
ぐしゃぐしゃ
哀しみ以外はどうでもいい
韻と伏線
無になる練習
わたしの頭のなかに虫がいて
猫は殺戮を見ないふり
死に甲斐
書くのは楽しい
生まれたこと
Why?
無音
死ぬ日
遅れる時計
灯台
いつかの再会
ベッドシーン
人の死が軽く軽く軽く
ハイになる
なんにもないな
白む鏡
散歩は記憶が近くなる
空っぽになりたい
マッチ
迷走
その声に内実はあるのか
言葉のなかの他人
想いこそが
夜の舗道
死がつきまとう書物
情熱
こころが扉であるのなら
どっちなのだろう
だれも死ななかったみたいな日常
決意する
そのときの寂しさ
生きるよすが
歴史から名前を排除すると
そんな夜
言の世界
聖痕
自分が自分から疎外されて
捨てたい
ぼくに優しさがあるのなら
心臓に刺さる言葉
十二の理由
愁嘆場
何を見ても何故だか暗くなる
死ね
正義への愚痴
怒りと哀しみの詩
金縛りの思い出
ぼくの死体を片づけてから
笑えなくなっていく
わたしはわたしのわたしを
喜捨
あなたは影に殺される
死ぬこと以外に夢はない
十字を切る
沈黙の歌
透きとおった時間
誤解
鏡
死をつくる
窓辺の眼
水と木の葉
感情の行方
自虐の根っこ
虚無的な人たち
もうない
実験
それとも
宙に浮かんだ感情
死への問い
予感のなかで
ヴォネガットとティプトリー
エイプリルフール
こころなくなる
死んでるかなあ
あの輝き
怒りが窓を
優しさへの興味
まだ死んでいない
顔、顔、顔
戦線から遠のくと
剥がれ落ちる感覚
生きているうちに書く告別の詩
濁ったビー玉
明けない夜
素晴らしい音楽と愚かしい言葉
すべて記憶
マラソン
空疎憎悪
魂がフィクションでも
きんきゅうじたい
同じじゃない
五月までは
四月は残酷な月
それぞれの沈黙
獣類、虫類に失礼
薄明薄暮性
アリとキリギリス
ゲームセンターは花の名所
消えたい詩
窓が怖い
燠火
詩ではないような
慰霊碑
沈む世界
空飛ぶ猫
余生で晩年
走馬燈の準備
一日一疑
魂が溶けてきたら
朝まだきの詩
無意味に遊ぶ
砂だから
死ぬときの音楽
魚の湯呑み
いのち汚れた
詩の透明
テレビの砂嵐
不眠不狂
死の話
他人の死
大嫌いな言葉
春眠
退屈さ
猫と烏
わがまま
ゾンビの夢
空に遊んで、雲に流れて
こころよりあなたを
春爛漫
不在の太陽
わたしではない
起伏
滅んでいくのは
遠い音楽
ブローティガン
詩の悪口
あと何人
夜の穴
死だけを信頼
才能がないから
記憶のために
電線
頭、割れろ
どんな気分?
ひどすぎる言葉
胸の痛み
もう戻れない
壁
猫を殺す夢
こんな気分で死にたいな
定期的に
透けた人
ぼくは怖い
残骸ではないなにか
天までつづく横断歩道
からっぽ
こころが死なないためのレッスン
酸性雨
時の足音
自分のペースで死のう
円満自殺
病んで弱って
びっくりした
原型の風
宿題
死は不可視
首を吊った神様
吹き替えられなかった声
どうしようもない
人間の形
これは詩です
風と声
いなくなりたい
黙ろうが黙るまいが
黄昏派
息の罪
晴れたらいいな
窓みたいな詩集
死ぬときにいうのは
あなたの方が大切
死ぬこと以外への関心が凍結されているため
ぼくが生きていない世界
新しくて古くて懐かしくて
闇はもがいても
わたしのなかによきものがあるなら
なにかが燃えている
溶けてしまえ
ひとりなら
泣けない人間
死体を眺めている気分
痛みと殺意
いま痛い
死者の手相
あぶくの日々
助けてのハードル
言葉の温度
見殺し
自分にさよならをいいたくて
こころの傷は消えない
ずっと眠りたい
まいにち詩を書くことは
アイデンティティー
死の狭間
神の居ぬ間に
人は死なないものだと思っていた
バカみたいだ
有害
無風の夢
深夜の頭
言葉を選ぶとは
絶望したいわけではないのに
魂の基
探索
ことあるごとに死を
言葉の救い
プラネタリウム
たまに凍る
音楽があれば
恐怖を感じたい
そう語りたい
他人はみんな遠い
完璧に正常
いちばん殺したい相手
通り魔への手紙
ずっとひとりでキレている
風の涼しい日曜日
幾度も
喪われた風景
腐る
死を知りたい
夏の青空
地獄に糸
目覚めると後悔
不安な道
モノクロ映画
どうせ詩はやめられない
枕頭の音楽
猫の死体
終わろう
ぼくが二人いるとして
風船
夜と朝の死
だめだ
感情が揺れると
ハゲワシの独白
立ち上がれないあの子
死んだらすべて消えてほしい
変な本
すべて幻
つまらない予告編
最初の一節が死ぬ前に
豚に真珠、猫に小判
夕暮れが人生を
悪魔祓い
それでも死は
雑音
生きている音楽
死ねたらいいな
道路がつづく
言葉を弾く
傘の信号
役割語
自分が透明
よかったと考えよう
世界の敵
天国は
捨てられたこころ
死神の恋
四冊
墓場詩集
痛みを笑えない
すごいわがまま
殺したいのは
起き抜けの痛み
向こうのあなた
ラストシーン
動かない鳥
死の実感
ぬばたまのバッハ
この人だれなの
ラッキーでハッピー
あがき
はじめまして
居場所なんてないんだ
音だけの雨
雑草
いい人
死にたさは過去に由来する
言葉の筋トレ
どっちにしよう
生き残った金魚
猫のピアニスト
無害なけだもの
余韻と予感
そんなところがある
生まれなかったら
わずかな幸福
見えない人
覚悟
残響
クラゲに刺されて
今朝、亡くなった
コーヒーを淹れながら
眠りたい
夕暮れの報告書
死生もわからず
信じられない
もう嫌だ
ひぐらし
最初の死
魂は?
人の誉れ
ささやき
後悔は
目の前にナイフ
折れてしまえ
いつのまにか
死にたい夜
木洩れ日
夜空はだれかの影ではないか
穏やか和やか平らか
記憶を歩こう
バベル
眠りたくないとき
いつも笑ってしまう
あなたがそう望むなら
生きてる?
夢うつつの詩
死を役立てるのは
夏遊び
ゲームの虚無感
すぐにすべてが遠くなる
忘れることができないというのは
傷がドアを閉じる
半笑い
鼻血を見ながら思った
切なさの由来は
残像がそこかしこ
死
死んだら頑張るよ
包丁
傲慢
真っ暗
死生の方程式
いまは詩がない
敗者だけしか
もしも殺戮の場にいたら
墓
死が不思議
窓拭き
くだらなくないもの
記憶が風船みたいにしぼんで
ホラー願望
こころぐちゃぐちゃ
忘れたい忘れたい
死者に新作はない
なにを見ても死にたくなる
消滅してほしいのは
だらだらと
ひどいものだ、自分の言葉は
禁制の映像
どうかお元気で
遺言
死に興味がある
支離滅裂
殺すな
私淑
花言葉
ぼくのゴミ箱
夕暮れの焦燥
死体は哀しい
自分が死ぬことを信じられるか
総意
早く
だれなのか
なにかひとつくらい
きょうもまた眠るのか
言葉
欲
死の回数
死ぬ前のありがとう
束の間の友達
透明な猫
魂はひとりきり
別に好きでもないのに
音楽が懐かしくて
うつらうつら
本音
死んでも恨まない
未来の肉食
二年後には死んでいる気がする
自分がクズだということを
その夢は
欲しいもの
子どもの動き
そんな読者
もういいのに
なんでも書けるような
空しい空
キリギリスのようにサボろう
SFが読みたい
ミステリが読みたい
あなたは死を説明できない
いまだ見えざる風景
無意味
自然ばかりが
泣けないから
あなた以外は
ゲップ
その非難がよくわからない
休んでほしい
なにも読めなくなったときに
初めて見るように
厄介な病
デジャヴ
選挙ポスター
すこぶる平和
なくていいから
どんな詩を書きたいのか
それから
最後の秋
季節の変わり目
首吊りのパイオニア
存在したくなかった
こころがなければ
浮浪者、犯罪者、自殺者
音に喜ぶ
はなるること
鳥を見ていて思い出した言葉
怖いものなんてないさ
躊躇い
ハッピーエンド教
暗さが存在するかぎり
自分の死体を想像すると
自転車に乗った中学生たちが
この世にいてくれるというだけで
「いい話」
自分を空っぽにすればするほど
喧嘩を売りたい相手
前兆
あなた終わりませんか?
雛の感覚
なんかおかしい気がする
降っていないのに
聖書パラノイア
詩の数だけは多い
死にたくなる思い出
人生が終わってほしい
ぶーらぶら
カンスト
どうしよう
難しそうな夢
判断基準
窓をとおして見る青空は
葉たちの影
詩がすべて消えたところで
ひどい詩
この世界の死
他人からの祈り
裏窓
ただ静かに
道路に白線で
こぼれる砂
詩ではない言葉は立入禁止です
ストレス倍加装置
痛みの泉
不幸の産物
そんな静かな午後
時計の針の影
吊らないで
自分は誰
最近のどうでもよさ
死体になれなかった夢
死ねば治る病
久しぶりの映画館
死を理解したい
みんなどうしてるの?
子どもと動物
そんな本
ある恐怖
新しい歌
どんどん頭が悪くなる
八百万の幻聴
二十一世紀の感覚
たったひとりの
だれにも知られない言葉
死刑がある
余るもの
間違い
夕暮れの映像
バッハに関するエピソード
年内に
時間は常に
贔屓
気になって仕方がない
そんな人に
みんな攻撃が大好き
午前三時
思い出さなければ
わたしは忘れられたいから
他者地獄
裏切り
断食と音楽
決死の言葉
死者になりたい
哀しみに理由はあるか?
類い稀なるバッハ
忘れてしまった詩
気が散るから
わたし他人
教訓
ゲームの視点
優しい物語
安心安全な処世術
簡単に
さようなら百景
浅い夜に
いくらでも外れよう
夢のリアリティ
影の呟き
微光
十一月二十五日
来年のことを言うと鬼が笑う
朝起きると死にたくなる
名づけられないもの
ほんとうの
いつか眺める風景
その想い
終わりたい
日々の祈りにも似た
原則
いい人ほど
はらほろひれはれ
自分のかたち
死んでもいいけど
詩なら無限に書ける
許し
窓
音楽の窓
哀しみ
ネットの言葉
貧者の大陸
死後の夢
子どもは死の話題が
やがてわれわれは死ぬ
ことのほか今日は
詩を書く無神経
男
待つ
雨の色
ありふれた怨念
自分探し
今日が嫌いだ
あなたの抱える痛みには
スプーンの音楽
バガテル
死は現実か
あらためて思った
木枯らしの詩人
抗うこころ
正午の記憶
風景が常にずれて見える
空の意図
一日の詩
寒気
たにん
心臓が止まるような言葉
I can remember.
おそらくぼくは死にたいけれど
虚しくなりたくなんてない
へらへら
死んだ正義
夕暮れ、記憶
死ぬ
聴きたい音楽がない
役立たず
電気を点けたまま寝てしまうと
座礁
死骸
ぼんやりコーヒー
詩は最高のひとり遊び
星になる
祝う日
究極の無責任
感情には名前が少なすぎる
死後はあまりにも楽しみすぎるけど
失敗の記録
寂しそう
不思議な嫌悪
信じながら憎んで
止まっている
嫌いがゲシュタルト崩壊
文明へのむかつき
雨は散文、雪は韻文
不要不急
伝わらなさ
さようなら自分
いつまでも振り返る
先に死にたいなあ
あなたはまだ
去年
ゲームの幸い
残酷で優しい
毒の官能
その非情さは
瀰漫
死の横顔
隠れた沈黙
戯言
システムに殺される
最後の足場
蓄積
百年前の映画
痛みの呪い
雪の公園
声
非存在
究極のリアリズム
ふとしたときにしか
凍
夜は静か
ひどい話
夜も眠れない
黒い空気
無意味だけど
塹壕
願掛け
吹く風は
夕方ではない朝
屈辱のように感じられる夜
見えているのに見えない
きょうは窓から夕焼けが見えた
幻想
眠りは日々の句読点
自分が遠のいていく
死んでほしくはないが死にたい
だめだな、もう
詩の最初の一行
手を振って笑う
天国と地獄
胸の奥底はたぶん空洞
順番
距離に痛みを感じるなら
存在が不可解
詩を書きたくない夜がある
哀しめない死
自裁
そんな疑問に憑かれる午後
もしも未来を覗けるなら
忘れるべきこと
暗い
この痛み
雨を歩く
音沙汰なくなったら
疲れるから
憎む
ビー玉の内側から
聴こえないはずの音
贈り物
空に墜ちた鳥
こころを引き裂いても
死ぬのはみんな初めてだから
薄い夜
また猫が轢かれる
濁水
無力感
もらいもの
錘
砦
いなくなって
奇跡
一礼
粉雪ふわふわ
偽装
赤光
離れた過去
暗い物語
死者は年をとらないのだろうか
初心の詩
死体の髪や爪
さいきん興味のあること
低い窓
今を生きない
網目
死ぬ理由に貴賤はあるか?
わたしの自由
その軽蔑
馬鹿馬鹿しいところ
音楽は
あれは自分
忘却要請
湖に捨てる
ポケットに入れた窓
こころが雑音でいっぱい
正義に惹かれる
死体の総数
ニンジン
ドラマ
まだ動く
後悔はいつも
羊はいなかった
ぼくにしか通じない言葉
敵を愛せ
かけら
飴色の希望
冬生まれ
あああああ
いいゲーム
雨降りの日の翌日は
死者になりたい
なんにもない
音楽の静寂、人の沈黙
死の予告編
死にたい人に語りたい
広告と布教
ぼくが死んだらぼくはいない
福音書の好きなところ
涙の罪
時間は素敵なものかしら?
感情がどこかに浮かんでいる
哀しみは許されても
こころが死ぬ音
とりあえずバッハ
涼しい墓地
呼ばれる
言うべきこと
惰性
秩序の壁
やけくそ
みんなの言葉がピアノだったら
椅子の言葉
本や音楽との出会い
濡れた桜の花びら
なりたいもの
十六行詩
関係の死
秋の旋律
嘘であったらよかったな
音楽を語った本
栞
言葉を殴る
設定
救急車のサイレン
忘れた切なさ
待っている
工事の騒音
消えない水たまり
もう終わりなんだなって
ぼくらは粉々になって夜を知る
昼間の代替物
なにもしない休日
言葉にされた祈り
こぼれていく
タブラ・ラサ
珍しい日
日々の義務
罰せられるのにうってつけの日
死が現実にならないから
ヤンキーばかりの漫画
優雅?
視点の引き算
食ってるくせに
渇いた夜
神がハイになる静かな夜
処理落ち
十二で死んでいたら
人がたまに骨にみえる
すべてが美しい映画
日常
書きたい自分を鼓舞する詩
死ねたらいいな
映らないテレビ
四月の雪
ブリキ
終末の晩餐
本の整理
ぼくのものではない哀しみ
暮れ方の空
おかしいこと
音楽と呼吸
街灯ぽつり
ぼくは気づかない
機械
数字に囲まれて
スヌーズ
記憶の羽根
殺意の恵み
知りたいよ
夜空は星よりも声に満ちている
ブレーキ
サイレント映画
詩の外
怖い
ぼくはクズなので
夕暮れやっぱり
意味のわからない空間
もう戻れない
そして魂は温もらない
書こう
狂わなくていいのか
ここは醜い
自我のない夜
死体がない場所で議論するな
扉を閉めた希望
日々に揺れて
ロード時間
せいせいする
自殺というのは
怒りはいつも哀しみと
独りで
ぽつん
嫌いな擬音
ちぐはぐな挨拶
死ぬから
ここにいる
わたしの言葉を信じてほしい
裏切り
空白に実在が
ホラーの傍役
わたしを殺す社会なんていらない
繁殖
死生観を問われたい
傘のなかの雨
言葉は感染する
次の死者
これを書いたなら
絆の使い道
言葉と言葉をつなぐ糸が
停止
陰謀と信仰
親しみやすい人
飽きないもの
不安ばかりが
ひとにぎりの酸素
きみの生存
今夜、なにもない人間は
一人の人間の一日を救えたなら
正しいと思えた人が
わたしの運命を生きたいだけ
どうか死が死でありますように
無視への習熟
バス停でだれかが
祈りの空
自分の生首が
感動への軽蔑
相変わらず他人
眠る理由がなくて
あの子の兄弟
果てのある永遠
憎悪の爆弾
言葉の断食
吐きそうになるようなニュース
世界に必要とされない幸せ
赤子のわたし
言葉の死体
昨日の未来を
人に触れることが
あなたは今夜も苛まれている
死にたくなくなったら
遊びがすべてだった時期に
区別されない日々
敗者の鐘
腕を
凡死
流れる砂
昼間の風
ほんの少しだけ
さずけられた言葉
月が笑う夜
雨が好きで
夜と雨
仮想の雨
苦痛な声
ぼくは死ぬらしい
五パーセント
また人が去っていく
別れの言葉
ぶら下げられた死
さっき食べた、さっき書いた
永遠に沈む
拒否力
電子レンジで温めた卵
頭の廃園
思い出が羆のように
ノイズにまみれて
他人にとっての他人の自分
インクが滲むように
薪
窓と鏡は違う
正義がなさすぎる
後進人間
そこに痛みがあるなら
消えない退屈
時の囚人
死ぬときに燃やしたい本
種
居場所のなさ
夜は必ずや二度おとずれる
柱
落ち穂拾い
別の窓から
言葉を待つ
死ぬことだけが義務だから
奇跡にはきっと重さがない
本との出会い
一生許されはしない
石を擲て
この懐かしき鳥籠
言葉以前
死ぬべき人間は
終わるときは
はろばろ
なにを言えば
建前
長い夢
吐き気
特権
ぼくの憎悪はぼくにしか届かない
死の傍で
離れるばかり
笑わなくていい
空疎な希望よりも
蝉の鳴き声
過去を憶えている?
音楽であるきみは
生き残れないかもしれないな
それが命令
ぼくの知る正義
泥のように眠って
人命軽視人士
試み
わたし、死んだよ
ぽかん
砂漠の手紙
見下す視線
笑えるはずさ
船の上から
殺伐とした疲れ
ぼくは他者を諦めたから
エトセトラ
固まる
憐れむよ
終わるということ
死ねば平和
御破算
泣けない言葉
なぜ平気なのか
世界は無限の他者だから
服を買うための服がない
言葉も論理も通じない人々に
素晴らしいイヤホン
感傷的に
人間になりたくなかった
きっと遠からず
ひとり死ぬ人
幸福な人たちさようなら
むかついてむかついてむかつく夜
宙にぼくはいて
焼身
ぼくは、いつ死ぬのだろう
情けなさ
嫌悪感
なにかを得るために書くのではなく
幻想の幻想の幻想
子どもの死体の映像
日が落ちる
最低
爪を切るように
書割
案山子
他人の色
踏み出すきっかけ
沈黙
虫の声
言葉はどこから
いま、書きたい物語
十年近く前に買った本
透明な詩
ぼくの庭
未来のゲーマー
ひとり祈り
死に名前はない
いいや
呪詛と祈り
死にたいって
雨の朝
不敗のエリート
おまえは存在しなくていいと
蹉跌
シャッフル再生
茫洋たる痛み
気づかなければ
ラクガキ
あとは闇
氷河
否定の感触
忘れて、忘れられなくて
空の誤読
虫を殺すとき
震え
白い凪
食べる
風のような詩集
ふたつの窓
枢
バッハは飽きることがありえないから
ぼんやりぼんやり
嘲笑装置
荒野
想
明日は嫌い
ぼくのつぶれ
嘘の紅葉
涙を数え上げる
全力で黙ることができれば
痛みのすべて
毅然として
距離感バグ
理性的な眠り
詩集の救い
うまくいえないこと
夜の電車
自分の心臓を見たこともないのに
ありったけのネガティブ
昨日に置いてきた自分
死にたくない理由
白紙
言葉の波
見える死体、見えない死
外のない海
逸脱の領野
屈辱の永続性
存在
短い人生
音のない朝
汝の信ずるごとく汝になれ
おそれはしない
卑下する声
健康の目的
ぼくらはいつも首を吊る
裂け目
虫で塗装されたような世界
脳ミソ消えろ
なにかが引き裂かれている
公的ないじめ
ありがたや
蛍光灯が嫌いな夜
さて、生きている
夢の手紙
忘れるという痛み
小さな一歩
きみの人生は駄作でもいいよ
この地獄
悟りのなんたるかも知らないのに
恥の数だけ弱くなれる
ないない尽くし
あるいは
自分で自分を助けたくない
無痛社会
空が止まる
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