井戸の暮らし

エピソード文字数 176文字

 井戸の底で暮らしている
 メタファーとしての井戸で
 真実としての井戸で

 喉がつぶれて声が出ない
 メタファーとしての声が
 真実としての声が

 光は見えないことはないけど
 とても遠いし届かない
 人間は
 毎日のように太陽と月を眺めているけれど
 決して届かずに死ぬように
 最近は
 井戸の外など夢のまた夢と
 人間みたいにそう思っている
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