決死の言葉
文字数 283文字
決死の言葉を
美しいと思うんだ
それに惹かれるんだ
言葉を吐き出すことは
絵空事ではない
それは行動であり現実なんだ
言葉のなかでなにかが燃えさかり
見たことのない輝きに震えているなら
そこにはなにかがある
その言葉を吐き出した者は
そのときになにかを殺したのだ
そのときになにかを葬ったのだ
魂の全重量を賭けたのだ
魂を投げ棄てる覚悟を決めたのだ
そうせざるを得ずに
望んだわけでもなく
たとえそののち
どれだけ堕落し落ちぶれたとしても
だからそんな言葉を見かけると
道ばたの死体と眼が合ったように
痛ましく儚んで
記憶に刻むのだ
忘れないことが祈りであるように
美しいと思うんだ
それに惹かれるんだ
言葉を吐き出すことは
絵空事ではない
それは行動であり現実なんだ
言葉のなかでなにかが燃えさかり
見たことのない輝きに震えているなら
そこにはなにかがある
その言葉を吐き出した者は
そのときになにかを殺したのだ
そのときになにかを葬ったのだ
魂の全重量を賭けたのだ
魂を投げ棄てる覚悟を決めたのだ
そうせざるを得ずに
望んだわけでもなく
たとえそののち
どれだけ堕落し落ちぶれたとしても
だからそんな言葉を見かけると
道ばたの死体と眼が合ったように
痛ましく儚んで
記憶に刻むのだ
忘れないことが祈りであるように