銀紙少年

エピソード文字数 160文字

 銀紙でつくられた少年
 神に踏みつぶされた幼年期
 チョコレートを失った虚無
 かさかさと
 枯葉のさやぐような声
 こそこそと
 皇女の摺足のような気配
 銀紙少年
 薄っぺらな魂
 二枚重ねのイノセンス
 無機質な柔肌
 破れやすい童心
 銀紙少年
 アルミ箔に映る憂鬱
 疎外された夢
 くしゃくしゃに折られた死
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み