時の相貌

文字数 120文字

 今日と昨日の
 区別がつかない
 時間の相貌失認
 明日の代わりに昨日が訪れても
 ぼくは気がつかずに夜を迎えるだろう
 日々はなぜこんなにも
 同じであるかのように擬装するのか
 装いの剥がれ落ちた素顔は
 残酷なまでに別物だというのに
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