女神たる詩神の夢

エピソード文字数 234文字

 草木も眠る丑三(うしみ)(どき)
 詩を書いている馬鹿がひとり
 女神たる詩神だって
 あだっぽく瞼を閉じているだろう
 でも女神たる詩神よ
 ぼくは眠れないんだ
 めぐる血を言葉が逆流して
 夢すらも詩に喰われるんだ
 誰に読まれなくてもいいから
 あなただけは聞き届けてくれ
 そうして不出来な言の葉の音楽に
 女神たる詩神よ
 憐れみ蔑みながらでもいいから
 素敵な笑いを振りまいてくれ
 その(のち)あなたが眠るとき
 詩のような夢にぼくもまぜてくれ
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