水と木の葉

文字数 121文字

 水に浮かんだ木の葉が
 魂のような気がして
 飽かずに見つめていると
 日が暮れた
 子どもの頃の
 そんな時間の使い方は
 神々の饗宴にもまさる贅沢だった
 またあんなふうに
 時間に触れたいな
 夕まぐれに色づく
 水と木の葉と魂の時間
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