死にたくなったら温もろう

エピソード文字数 227文字

 毛布にくるまっていると
 お腹の中にいたころの安心感を思い出し
 生まれるよりもはるか昔に
 薄暗い洞穴(ほらあな)で暖をとっていた記憶が浮かぶ
 死にたくなったときは
 とにもかくにも(ぬく)もった方がいい
 人肌なんて贅沢は言わず
 孤独であっても温もった方がいい
 そうはいっても
 炬燵(こたつ)に入ったままの死体は
 なかなかひどい状態になるそうだから
 死なない程度に温もろう
 まず身体を温もらせてから
 こころを温もらせる道を考えよう
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