文字数 161文字

 こころの一部分が凍結していて
 楽しいことも嬉しいことも
 日々を過ごしていればいろいろあるけれど
 凍結した部分とは無関係
 ぴくりとも動かない
 そこから生まれる冷気を
 仮に希死念慮と名づけるとして
 どうにかできるとも思えない
 その部分はもう手遅れだから
 いかなる温もりとも無縁だから
 広がりつづける(いて)
 遅らせるだけで精一杯
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