白い吐息

エピソード文字数 135文字

 吐息が寒さで白く色づく
 古代人はそれを見て
 魂だとは思わなかったか
 水滴に変わった水蒸気を
 魂だとは思わなかったか
 空に還ろうともがく死が
 (いて)に呼ばれて滲み出たと
 古代の人間は思わなかったか
 寒空の下で怯えなかったか
 いまのわたしと同じように
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