生きるよすが

文字数 180文字

 音楽と言葉にしか
 すがれない
 精神の支え
 いつも不思議だ
 そこに込められた感情の色あいが
 なぜ
 生きるよすがとなりうるのか
 伝えるという行為に
 人は魂を賭けてしまう
 それほどの値うちがあるのかも
 わからずに

 なにかを受け取ってしまったからには
 なにかを返さねばならない
 その負債が
 死をもぎ離そうとするのだろうか
 力のかぎりに
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