人間と呼ばれるかたち

エピソード文字数 179文字

 気づくとここにいた
 人間と呼ばれるかたちで

 時間が経っていった
 未来と呼ばれる方向に押し流されながら
 記憶は累積していき
 感触は薄れていった

 気づくと喪っていた
 人間と呼ばれるかたちを

 執着が生まれた
 愛と執着は違うのか
 愛ではないから苦しいのか
 この存命するかぎりつきまとう鎖は

 気づくと外にいた
 人間と呼ばれるかたちの
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