余生で晩年

文字数 191文字

 余生だと思うようになってから
 ずいぶん経つ
 生きてきた年月の
 半分以上を余生が占めている
 でもそれは後からの認識で
 生きるのが個人的に終わってから
 しばらくはずいぶん苦しかった
 余生だと思うようになると
 少しだけ気が楽になった
 それは余生ではないと言われても
 頑なに自主的に余生である
 とめどなくまっしぐらに余生である
 十二までは山あり谷あり
 あとは晩年
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