シュレッダー

エピソード文字数 171文字

 打ちひしがれるたびに
 臓腑が消えていくような空白感がある
 ぼくの中身の無価値さには
 乾いた驚きを禁じ得ない
 使い終わった雑巾の方が
 よほど綺麗だ
 内面をシュレッダーにかけたら
 短冊形のこころの細片が
 床を見苦しく散らかしてしまった
 我慢ならなくて一枚一枚に火をつけると
 灰皿の上で
 生きているかのように踊り狂って悶えた
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