文字数 144文字

 成長の記録として
 背丈の高さに
 刻み目をつける
 そんなことをした覚えはない
 記録の跡がある柱なんてない

 子どもの頃から知っている本
 子どもの頃から知っている映画
 幼いこころに刻まれた印象が
 まざまざと甦ることがある
 それは柱でもあったのか
 背丈とは関わりのない
 内側の遍歴をたどるための
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