棒の偽物

エピソード文字数 180文字

 自分を気持ち悪いとしか思えないから
 人に触れるのが申し訳ない
 穢れが広がる気がするから
 でも度を過ぎた卑屈さは
 疎まれるものだと知っているから
 感情を消して
 棒のように接する
 まわりが陽気に笑っていれば
 棒なりの笑顔で邪魔せずに合わせる
 いっそ棒として生まれたかった
 いまのぼくは
 動いたり笑ったり詩を書いたり
 棒の偽物でしかないから
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