含まれたような午前

エピソード文字数 267文字

 午前中を喫茶店で人と過ごす
 テーブルにはコーヒーと広げられた紙の束
 カフェインの含まれた液体を含んだカップを含んだ白いテーブル
 カフェインの含まれた液体を含んだ紙の束を含んだ白いテーブル
 わたしとわたしの友人と店主を含んだ古めかしい喫茶店
 午前のたゆたうような時間と光に差されて輝く埃の粒子を含んだ空気を含んだ古めかしい喫茶店
 わたしの口に含まれたカフェインを含んだ苦味を含んだ液体
 わたしに含まれる灰色の憂鬱に含まれたガラクタに含まれたわずかな光芒
 午前のひととき
 神に含まれたように安らかな時間に含まれたわたし
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