裏窓

文字数 136文字

 これは詩になるかと
 考えながら
 生きているわけではない
 ただなにか
 ぼんやりと
 感情が胸にくすぶって
 それは詩のような言葉でしか
 外に出せないものだから
 だから詩は
 こころの裏窓のようなもので
 罪人のような人影も
 時に自由に出入(ではい)りしている
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