ゲームの幸い

文字数 185文字

 親戚の子どもと
 二十年以上も前につくられたゲームを一緒に楽しんで
 何度目になるかわからないスタッフロールを眺めていたら
 数年前に故人となった人の名が目にとまって
 切なくなった
 子どもは隣で笑っている
 ゲームを遊べて幸せそうだ
 その幸福はよくわかる
 自分もどれだけ救われたかわからない
 夢のような遊びを生み出してくれた人たちすべてに
 感謝したい
 夢に居場所を与えてくれて
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