エピソード文字数 159文字

 ぼくの五体を
 膜が包んでいる
 膜は透明でだれにも見えない
 ただぼくと外界を隔てるだけ
 外でなにが起こっていようと
 外でなにが消えていこうとも
 だれかが触れようとしても
 だれかに触れようとしても
 ぼくは膜の内側で
 ひとり
 静かに無音でゆらめいているだけ
 きっとこの膜
 死ぬまで破れないんだろうな
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