詩の外

文字数 124文字

 詩を書くようになったいまより
 子どもの頃の自分の方が
 感性において詩人だったと思います
 それでも詩は書けなかったでしょう
 言葉を扱えはしなかったでしょう
 その必要もなかったでしょう
 子どもは自分が詩であるから
 詩の外には決して出られないのでしょう
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