認知の歪み

エピソード文字数 286文字

 痴漢の常習者は
 認知の歪みを抱えていると言われる
 相手も触られて喜んでいる
 相手もそれを望んでいる
 というような

 痴漢をするつもりはないけれど
 認知の歪みには関心がある
 他人事ではない気がする
 自分の不安に酷似している
 というような

 結局のところ
 自分は他人の気持ちが全然わからないし
 なにを考えているのか不可解で
 自分さえもが不気味きわまりなく
 だれもかれもが機械仕掛けに見えてしまい
 なにもかもを取り違えている
 というような

 とりあえず
 認知の歪んでいるであろう自分は
 できれば死んでしまうまで
 他のだれにも触れたくない
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