第305話 4/22 その2

文字数 889文字

 夜。
 メンクリから帰ってきた。

 割と今日は穏やかに過ごせたかもしれない。
 ただ、やはり不意に過呼吸や胸の痛みが襲ってくる時がある。

 先生と相談し終えたら、さっと帰るつもりが、色々と事務的な書類の処理があって、帰るのが遅くなってしまった。
 今日は子供たちにブックオフでマンガを買わなかった。
 明日に本人たちが自分で選んで買うから。
 パン屋巡りもしてない。

 ただ、銀行とかに色々行っていた。
 自立支援受給者証の再発行というか、新規作成に来週行かないと。
 なんだかんだで、来週も外出イベントが多い。
 今日も帰宅したのが、5時ぐらいだったから、気にヤンの編集作業ぐらいしか、できてない。
 ちょっとこの辺が、自分的に不満かな。
 明日は家にいるから、作業やゲームを楽しもう。

 親父とのことを先生に相談したが、僕の想像力が邪魔しているとのこと。
 僕が親父に合わせる生活は、客観的に考えるとおかしい。
 僕は自由であるべきだ。
 しかし、今日も思った。
 僕は一体なぜ、あんな死にかけの老体を怖がっているのか?
 わからない。

 過去には、恋愛のことで反対されて、カチンときて、親父の顔をブン殴ったことがある。
 育児のことや病気に対する差別的発言をされた際は、実家に乗り込んで、玄関先で暴れたことがある。
 うーん、わからない。
 要は認められなかったことが、辛いのだろうか?

 承認欲求が満たされなかったので、拒絶されたことが辛かったのか。
 まだまだ正解が見えてこない。
 
 放っておこう。
 言い方悪いが、どうせ長くない人だし。

 僕は愛する奥さんと子供たち二人を笑わせることが、何より大事だし。
 楽しいし、それが父親として、無職だろうと大黒柱としての仕事だろう。
 
 実際、僕が寝込むと家の雰囲気が悪いのは事実だ。

 自由を手に入れよう。
 そうしたら、きっといつか、親父も乗り越えてみせる。

 やっぱ、この世界はすべてに置いて、愛だと感じる。
 悪い意味も含めて。(憎しみ、悲しみ、怒り、妬み、その他マイナスの感情)

 て、なんか語ってるけど、このあと、奥さんと飲むので。
 明日の朝は記憶がないんだと思う。

 ではまた!
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